更新日: 2021.04.23 その他暮らし

コロナ禍の若者はゲームにどのくらいお金をかけている?

コロナ禍の若者はゲームにどのくらいお金をかけている?
4月になり、今年も真新しいスーツに身を包んだ新社会人を見かけるようになりました。コロナ禍で、例年とは違う苦労もあるかもしれませんが、前向きな気持ちで新生活のスタートを切ってほしいですね。
 
ある調査によると、最近は飲み会や旅行などが自粛され、新入社員のリフレッシュ方法はテレビやYouTube、SNS、ゲームといった、主に自宅で楽しめるものが多くなり、お金の使い方にも変化が現れているようです。
 
そこで今回は、長引くコロナ禍の中、若者の時間やお金の使い方がどう変化しているのかを詳しく見てみたいと思います。
藤丸史果

執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)

ファイナンシャルプランナー

相続、投資信託など、身近なファイナンスを中心に活動している。

コロナ禍の新入社員のリフレッシュ方法は「テレビ・YouTube・SNS・ゲーム」

株式会社ジェイックが新入社員(同社のサービスを利用し、2020年10月以降に就職・入社した人)を対象に、2020年10月17日から2021年2月13日の期間に次のような調査を行いました。
 
『コロナ禍と、もしコロナ禍でなかった場合のリフレッシュ方法』について聞いたところ、「テレビやYouTube、SNSを見たり、ゲームをしたりする」という回答が、現在のコロナ禍だと42.7%で最多となっています。一方、もしコロナ禍でなかった場合は20.5%となり、新入社員は自宅で楽しめるリフレッシュ方法をコロナ禍で選択していることが分かる結果となりました。
 
また、「読書をする」という回答も現在のコロナ禍では11.9%、コロナ禍でなかった場合は 5.7%となり、読書をしている方がこれまでより増えているようです。
 
さらに、「居酒屋等で飲み会をする」はコロナ禍で3.6%、コロナ禍でなかった場合は21.1%、「(日帰り)旅行をする」はコロナ禍で4.6%、コロナ禍でなかった場合は18.1%と、それぞれ比較的差が大きい結果が出ています。
 
やはり、コロナ禍で多くの若者が飲み会や旅行を自粛しているといえそうです。
 

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若者を中心に、コロナの影響でゲーム時間が増えた人が約6割

株式会社GameWithが、全国の10代から60代のゲームユーザー男女3950名を対象に、新型コロナウイルスの影響によるゲームプレイの実態に関する調査を実施したところ、「コロナの影響によってゲーム時間が増えた」と答えた人は約6割にあたる59.8%に上りました。
 
年代別に見ると「10代」がトップで、83.6%が「ゲーム時間が増えた」と回答しています。続いて「20代」が62.0%、「30代」が51.3%の順となり、若者を中心にコロナ禍でゲーム時間が増えていることがうかがえます。
 

ゲーム課金でお金を使い過ぎて後悔している?

また、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が2020年11月6日~9日に、20歳~29歳の男女を対象に実施した「20代の金銭感覚についての意識調査2021」では、「ゲーム課金(オンラインゲームでアイテムなどを買うためにお金を使うこと)をしている」と答えた20代は12.2%で、その金額は平均4191円/月ということが分かりました。
 
男女別に見ると、お金をかけている人の割合は男性が16.8%、女性が7.6%と、女性と比べて男性の方が多いようです。
 
また、「ゲームでお金を使いすぎて(ゲーム課金しすぎて)生活に困ったことがある」と回答した人は10.6%おり、さらに「ゲームでお金を使ったこと(ゲーム課金したこと)に後悔したことがある」と回答した人は20.1%いました。
 

ゲームをストレス解消法に上手に利用する

生活に困るほどゲームにお金をかけるのは明らかにやり過ぎですが、コロナ禍の中、一人暮らしやリモートワークで人に会う機会が減ってしまった若者が多い今、オンラインゲームで友人やゲーム仲間とコミュニケーションを取ったり、達成感を得てストレス解消ができたりするメリットは大きいと思います。
 
また、ゲームは暗い部屋で長時間座りっぱなしになり、「あまり健康に良くない」といったイメージを持たれることもありますが、最近はアドベンチャー形式のゲームでも、ゲーム内のキャラクターとプレイヤーの動きが連動して気軽に自宅で筋トレができるなど、運動不足の解消に役立つものもあります。
 
ゲームにかけるお金の上限を月ごとにしっかり決めて、その範囲内で楽しむことを心掛け、コロナ禍における安全なリフレッシュ方法として、ゲームと上手に付き合っていけるといいですね。
 
出典
株式会社ジェイック 新入社員のコロナ禍のリフレッシュ方法 調査結果 「テレビ・YouTube・SNS・ゲーム」が40%以上
PRTIMES 【コロナ禍におけるゲームプレイ実態を約4,000名へ調査】約9割がゲームプレイは外出自粛のための「ステイホーム」に役立っていると回答
PRTIMES SMBCコンシューマーファイナンス調べ 「貯蓄ゼロ」の20代は18.2%、貯蓄額は平均72万円で前回調査から19万円増加、既婚者では貯蓄額がコロナ禍前から大幅増加
 
執筆者:藤丸史果
ファイナンシャルプランナー

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