更新日: 2021.06.25 暮らし

スマホ新料金プランへの乗り換えで年間数万円は削減可能? 新料金プランへの興味関心は?

スマホ新料金プランへの乗り換えで年間数万円は削減可能? 新料金プランへの興味関心は?
政府の要請により、2021年3月より携帯電話大手3社の格安の新料金プランとして、NTTドコモの「ahamo」、auの「povo」、SoftBankの「LINEMO」がスタートしました。
 
これらのプランは、「申し込みやサポートがオンラインのみ」「データ容量は月20GB」「月額3000円程度」といった共通する特徴を持ち、料金プラン体系もシンプルとなっているため、注目を集めています。
 
CCCマーケティング総研では、2021年4月に「新料金プラン」に関するアンケート調査を実施し、1241人の回答を得ました(※)。「新料金プラン」に対するみんなの意識や行動を見ていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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新料金プランは主に「親」回線からの流入が大半。「ahamo」は他社からの流入も多い

アンケート回答者のうち「新料金プラン利用者・申込者」400人について、「ahamo」「povo」「LINEMO」それぞれのサービスへの乗り換え元回線を集計したところ、と3社ともNTTドコモ、au、SoftBankといった「親」にあたる回線からの流入が8割から9割近くと大半を占めているようです。
 
この中ではNTTドコモからahamoへの乗り換えが、3社の中で最も低い76%という数字になっていますが、これは他社からahamoへの流入が多いために相対的にNTTドコモからの流入が少なくなっているためとしています。
 
特に、格安スマホ他からの流入が多く、本来は大手を利用したかったものの価格で格安スマホを選んでいた人が、「新料金プラン」で大手携帯会社との契約に回帰しているのかもしれません。
 
その他の回線では、LINEMOも他社からの流入が比較的多く認められる一方で、povoでは他社からの流入よりもauから他社への流出が上回る結果になったと分析しています。
 

新料金プランへの乗り換えで、1ヶ月で3000円から5000円、年間で3万円から6万円削減可能?

続いて、料金プランの変更が、支出の抑制にどれくらい貢献するのか見ていきましょう。
 
新料金プラン利用者が直前まで利用していた回線の月額料金を見ると、ボリュームゾーンは6000円から8000円のようです。また平均(加重平均)は6477円となりました。
 
新料金プランの月額は3000円程度ですので、削減効果としてはおおむね1ヶ月で3000円から5000円、年間で3万円から6万円くらいのインパクトであるといえそうです。
 
これが家族の人数分、さらには継続的に何年も積みあがっていくと、やはり家計支出削減の効果はかなりの大きさになってくるといえるでしょう。
 

新料金プランに関心を持つ理由は、料金を下げたいから。関心がない理由は何?

次に、大手3社の旧プランを継続利用している人に、新料金プランへの興味関心度、および関心の有無を聞きました。新料金プランに「関心がある」「関心がない」は、いずれも46.3%と、きれいに二分しています。
 
「関心がある」人の平均月額料金は7063円、「関心がない」人では6614円と、月額料金が高い方が新料金への乗り換えに関心を持っているようです。
 
「関心がある」人にその理由を聞くと、1位は「月額料金が高いから」(86.5%)がダントツで多く、料金を下げたいために乗り換えを検討していることがわかります。
 
一方、「関心がない」理由の1位は、「キャリアメールが使えないから」(30.3%)、2位「自分に合う料金プランがないから」(24.9%)、3位「家族割引やセット割引が適用されないから」、4位「店舗でのサポートが受けられないから」といった点が挙げられました。
 
割引の対象外となり家族で見ると新料金のうまみがさほどなかったり、新料金プランの場合店舗でサポートが受けられないため、乗り換える気がないようだと分析されています。
 
条件はあっても、新料金プランは通信費をかなり下げることができそうです。ただし、現在受けている家族割引などと比較し、どのくらい安くなるのか調べた方がいいでしょう。早速各社の新料金プランの料金チェックをしてみては?
 
[出典]
※CCC マーケティングカンパニー「【CCCMK総研レポート】“スマホ代”にまつわる生活者の意識や行動とは?」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部