更新日: 2021.06.25 暮らし

水道水を飲み水にしている人が多い年代は? 20代の3割が「ミネラルウォーターを買って飲む」

水道水を飲み水にしている人が多い年代は? 20代の3割が「ミネラルウォーターを買って飲む」
私たちが毎日使っている水道水。日本は蛇口から出た水がそのまま飲める、世界でもトップクラスの水道水の安全性が高い国です。一昔前では、東京の水はまずいというイメージでしたが、今は東京の水道水はしっかり管理されているので、過去と比べるとずっとおいしくなっています。
 
株式会社キュービック(東京都新宿区)が運営する「水と暮らす」は、3497名を対象に、生活者の水道水に対するイメージや、価格の差・地域差などを調査・分析しました(※1)。それでは結果を見ていきましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

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水道水の味や安全性については年齢が上がるほど満足度が高い。30代が最も厳しい評価

現在使用している水道水の「味」について満足しているか聞いたところ、全体の46.6%が満足と回答。特に、19歳以下では58.4%が「満足している」と回答しています。一方、20歳から59歳では「満足している」が約40%から45%となりました。
 
30歳から39歳が、「味について満足している」が40.6%と最も少ない一方で、そこから年齢が上がるにつれて満足度が上昇しており、70歳以上では最も多い67.6%が「満足している」と回答しています。昔に比べて水道水の味や品質は向上しており、年代の高い人では満足度が高いようです。
 
次に、現在使用している水道水の「安全性(衛生面)」について満足しているか尋ねると、全体の57.8%が「満足している」と回答しています。こちらも、19歳以下は68.2%、70歳以上では78.1%が「満足している」と回答しており、若年層と高齢層の満足度が高い結果となりました。
 
一方、30歳から39歳では安全性について「満足している」が50.6%と最も低くなっています。子育て世代である30代は、味や安全性には厳しい目を持っているようです。
 

水道水の価格については不満が満足を上回る。2020年の水道代の平均支出額は6.3万円

現在使用している水道水の「価格(水道代)」について満足しているかについては、「満足している」が27.7%、「不満」が35.1%と不満の方が高くなり、水道代に不満を持っている人が多いことが明らかになりました。総務省統計局の家計調査によると、2020年の上下水道代の平均支出金額は年間で6万3058円であり(※2)、結構な負担になっているようです。
 
なお、19歳以下では「不満」と回答した割合は15.9%と最も低くなっていますが、これは水道代の支払いを自身で経験していないことや、一人暮らしなど同居家族人数が少ないことが影響していると考えられます。
 

若い世代ではミネラルウォーターを飲む人が多い。70代以上だと水を「買って飲む」意識が低い?

水道水を飲み水として利用しているかと聞いたところ、年代が高いほど「利用する」と回答した割合が高い傾向にあり、20代では56.9%と最も低く、70代以上では78.1%となり、大きな差がありました。
 
また、水道水をそのまま飲むことに抵抗はあるかと尋ねると、30歳から39歳で「抵抗がある」と答えた割合は62.2%、次いで20歳から29歳が59.1%、40歳から49歳が57.7%と、やはり子育て世代で高くなっており、健康を気遣い、浄水器を使ったりミネラルウォーターを飲んだりする傾向にあるのではないでしょうか。
 
そこで、普段、水をどのように飲んでいるか聞きました。「浄水器を設置して水道水を飲む」は年代で大きな差は見られませんでしたが、「ミネラルウォーターなどを購入して飲む」では20歳から29歳で29.0%、30歳から39歳で24.1%、19歳以下で23.9%、40歳から49歳で20.7%と若い人で高い結果となりました。
 
70代以上では13.8%と、ミネラルウォーターを飲んでいるのは20代の半分以下で、高年齢層では“水を買って飲む”という意識が低いのかもしれませんね。
 
当たり前に使って飲んでいる水道水。日本は世界でも希少な水道水が飲める国ですので、おいしい水を供給してくれる地域の水道局に感謝したいですね。
 
[出典]
※1:株式会社キュービック 「2021年度 水道水に関する意識調査」(株式会社 PR TIMES)
※2:総務省統計局「家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部