更新日: 2021.09.20 その他暮らし
【世間の朝食事情】朝食の予算はいくら? 毎日同じ朝食を食べている人は何割?
そこで今回は、世間の朝食事情や、朝食の予算などについて見てみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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起きて家を出るまでの時間は1時間! やっぱり朝は忙しい
株式会社ドゥ・ハウスが発表した、「朝活/朝の過ごし方」に関する調査結果(※1)を見てみます。この調査は、全国20代~60代の有職者900名を対象に行われたもの。まず、朝起きてから家を出るまで(在宅勤務であれば起きてから仕事を開始するまで)の時間についてです。
1位:1時間 33.8%
2位:1時間30分 18.2%
3位:30分未満 15.2%
1位:1時間 26.3%
2位:30分未満 21.1%
3位:1時間30分 18.4%
出社時も在宅時も、1位は1時間という結果に。顔を洗って着替えて身だしなみを整えて朝食をとって……と考えると、かなり慌ただしい様子。在宅時は2位が30分未満になっていることから、やはり外に出ないと身だしなみにかける時間が短縮されるということがわかります。
半数近くの人が毎日同じ朝食を食べているという事実
慌ただしいなかで食べる朝食。株式会社マクロミルが発表した「働く大人の朝食事情」の調査結果(※2)によると、勤務日の朝食を食べる頻度について71%の人が「ほぼ毎日食べる」と回答しています。
忙しくてついつい毎日同じメニューになってしまうという人はどれくらいいるのでしょうか。もう一度株式会社ドゥ・ハウスの「朝活/朝の過ごし方」に関する調査結果(※1)を見てみます。
1位:毎日決まった朝食 45.3%
2位:その日の気分で朝食が変わる 28.4%
3位:前日の晩ご飯のメニューで朝食が変わる 11.3%
半数近くの人が、毎日決まった朝食を食べていることがわかります。2位のその日の気分で変えるという人は、比較的時間に余裕がある人なのかもしれません。そして、前日の夕飯の残りを朝ごはんに回しているという人も1割強いるようですね。
また、「朝の過ごし方として、もっとこんなことがしたいというのがあれば教えてください」という質問については、「オンラインで英語の勉強がしたい」「コーヒーを豆から引いてゆったり過ごしたい」といった回答が。朝の理想の時間は、人それぞれですね。
朝食の予算は? ちょっと贅沢にするならいくらまで出せる?
実際、毎日の朝食にどれくらいお金がかかっているのでしょうか。先ほどの株式会社マクロミルが発表した「働く大人の朝食事情」の調査結果(※2)によると、朝食の平均金額は以下のとおり。(20~59歳の男女1,500サンプル)
平均 270円
270円に収めるには自炊が現実的ですね。寝坊して出社してコンビニで買って食べるとなると、オニギリもしくはサンドイッチ1個とペットボトル飲料だけで終わってしまいそうです。
また、「普段とは異なる少し贅沢な朝食を外食施設等で食べてみたいか」という質問には、86%の人が「食べたい」と回答しています。その場合に出せる最高金額の平均は902円でした。ランチでもそんなに出せないというぎりぎりのラインにも見えますが、たまの贅沢に朝食を奮発してみるというのもよさそうですね。
ちなみに、日本マクドナルド株式会社の発表(※3)によると、「朝食はできれば300円以内に抑えたい」と考えているビジネスパーソンは70.4%とのこと。(全国20代〜50代の働く男女各400人ずつ合計800人対象)先ほどの朝食にかける平均金額270円とも合致しますね。
まとめると、朝食はなるべく300円以内に収めたい人が多く、実際にかけている平均金額は270円程度。毎日決まった朝食を食べる人が半数近くいて、たまの贅沢に特別な朝食を食べるなら902円まで出せる、という結果に。
1日のうちでもっとも忙しいともいえる朝の時間帯。時間と予算と相談しながら、毎日の朝食を楽しみたいものですね。
※1 株式会社ドゥ・ハウス 朝食に毎日決まったメニューを食べている人は45.3%。年齢が上がるにつれ、その割合は高くなる
※2 株式会社マクロミル 三大都市圏の“働く大人”の朝食事情。毎日朝食を食べる人は約7割(マクロミル調べ)
※3 日本マクドナルド株式会社 ビジネスパーソンの朝食実態に関する調査 朝食をとることはビジネスパーソンの常識!?朝食の大切さは広く浸透するも、予算は抑えめな傾向に「朝食に関する調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部