「V2H」って何?電気自動車の電力を家庭用に有効活用

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「V2H」って何?電気自動車の電力を家庭用に有効活用
皆さんは「V2H」という言葉をご存じでしょうか?
 
V2Hは「Vehicle to Home」の略で、「車(Vehicle)から家(Home)へ」を意味する言葉です。つまり、電気自動車によって蓄えられた電力を、家庭用の電力として有効に活用しようという考え方やシステムを意味しています。
 
昨今の電気自動車の普及と相まって注目を集めるV2Hについて、その概要を確認してみたいと思います。
高橋庸夫

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

電気自動車と充電設備

経済産業省を中心に進められる次世代自動車戦略では、EV(Electric Vehicle:電気自動車)やPHV※(Plug-in Hybrid Vehicle)の普及が進められています。全国に選定されたEV・PHVタウンなどで試行的にインフラ整備を進め、より本格的な普及への道筋を構築しようとしています。
※PHVとは、外部の電源から充電できるタイプのハイブリッド車で、電気自動車のモーターと同時にエンジンも搭載している車のこと。
 
EVやPHVの普及に不可欠となるのが、充電設備の整備です。充電方法として最も一般的なのは、家庭用のコンセント(100V/200V)を利用する方法です。インフラ整備が進むにつれて、街角の多くの場所で充電設備が設置されつつあります。
 

※経済産業省 「EV・PHV情報プラットホーム 充電設備について」を参考に筆者作成
 
上表のとおり、一般的な充電方法である普通充電タイプについては、充電時間が長くかかることがデメリットの1つといえます。また、100Vと200Vの違いによって、約2倍の充電時間の差が生じます。
一方で、充電設備の本体価格については、急速充電タイプと普通充電タイプでは格段の価格差があります。
 

充電設備の進化
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