更新日: 2022.06.20 その他暮らし

癒やしを求めて植物を購入する人が増えている? どんな植物が人気なの?

癒やしを求めて植物を購入する人が増えている? どんな植物が人気なの?
家の中で長く過ごすようになり、癒やしを求めて庭やベランダで植物を育て始めた人も多いですよね。
 
第一園芸株式会社(本社:東京都品川区)は、国内に住む10~60代の男女に観葉植物に関するアンケート調査を実施しました(※1)。
 
みんなは観葉植物を育てているのか、癒やされているのかなど聞いていますので、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

コロナ禍で植物が欲しいと思う人が増えている

コロナ禍で植物に関する関心が変化したか聞いたところ、「とても変化を感じた」(7.3%)、「やや変化を感じた」(17.1%)で、合わせて24.4%が変化を感じたと回答。
 
「変化を感じた」のは「10代女性」(34%)、「30代女性」(32%)、「20代女性」(29%)と、若い女性で多いことがわかりました。自宅に植物があるかという質問については、55%が「ある」と回答しました。
 
また、植物の購入意向を聞いたところ、「すぐに欲しい」(14.7%)、「1年以内に欲しい」(15.0%)と、約3割の人が1年以内に欲しいと回答しています。「いつか欲しい」(37.2%)も含めると、7割近くが購入意向があることがわかりました。
 

実際に、コロナ禍以降に観葉植物を買った人が増えている。賃貸の人で特に多い傾向

興味のある植物についての質問に対しては、63%が観葉植物と回答し、次いで、食べられる「野菜(家庭菜園)」(36%)、世話が簡単そうな「多肉植物(サボテン等)」(33%)が続きました。
 
自宅に観葉植物がある人に、いつから自宅にあるか聞いたところ、1年以内が18.8%、2年以内が9.1%と、約3割がコロナ禍になってから観葉植物を育て始めたことがわかりました。
 
家計調査によると、実際に2020年の園芸用植物の年間支出金額は3947円で、前年の3543円から11.4%増加しています(※2、※3)。
 
また、コロナ禍以降に植物を育て始めた人の割合は、「賃貸住宅(一戸建て)」で55%、「社宅」で54%、「賃貸(アパート)」で51%と、「持家(一戸建て)」(22%)、「持家(マンション)」(18%)に比べて2倍以上の数値となりました。
 
持ち家の場合、コロナ禍前から観葉植物を育てていたと思われ、賃貸でも、住環境を改善するため観葉植物を育て始めた人が増えたと推察されます。
 

コロナ禍で入手した人は癒やしを求めてが理由?

自宅の観葉植物を入手した理由を聞いたところ、「インテリアとして自分で購入した」(50%)、「癒されたいので自分で購入した」(47%)がダントツで多い結果に。
 
入手時期と掛け合わせてみると、コロナ禍で入手した人では「癒されたいので自分で購入した」が最も多い結果となりました。
 
観葉植物を選ぶ基準を聞いてみたところ、最も多い回答は81%が「育てやすさ」と回答。次いで「価格」(57%)、「サイズ」(56%)、「葉の色や柄」(49%)が続きました。インテリアとしての見た目より、まずは育てやすさを重視することがわかりました。
 
欲しい植物のイメージについて質問したところ、「とても欲しい」が多いのは「花が咲く」(15%)、「興味がある」では「個性的な姿」(46%)が人気でした。
 
また、「花が咲く」ものを欲しがっているのは、1~5鉢を育てている人が多く、「個性的な姿」は6~10鉢の人が多い結果となりました。まず「花が咲く」観葉植物から育て始め、育てる数が増えるにつれ「個性的な姿」の観葉植物が欲しくなるようです。
 
観葉植物がもたらす効果についての質問に対しては、「実感がある」「知っている」ともに「リラックス効果」が多く、それぞれ21%、59%でした。また、「空気清浄効果」については56%が「知っている」と回答したものの、「実感がある」と答えた人は5%にとどまりました。
 
さらにこの結果を「観葉植物を入手した理由」と掛け合わせてみたところ、「コロナ禍でおうち時間が増えたので自分で購入した」と回答した人の38.5%がリラックス効果を感じていることがわかりました。
 
まだまだ自宅で過ごす期間が続きそうです。あなたも自宅で植物を育てて癒やされてみませんか?
 
※1:第一園芸株式会社 観葉植物に関するアンケート調査結果
※2:総務省統計局 家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
※3:総務省統計局 家計調査 2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集