更新日: 2021.10.20 暮らし

玄米・雑穀米を食べる人が増えている? 世帯あたりの米の支出が最も高い県はどこ?

玄米・雑穀米を食べる人が増えている? 世帯あたりの米の支出が最も高い県はどこ?
近年、市場には健康意識が高い人向けの食品が多く並ぶようになっています。TVでも健康を意識した飲料や食品のCMをよく見かけますよね。
 
主食であるお米に関しても、低糖質のものや糖質をカットしながら炊ける炊飯器など、さまざまな関連商品が販売されています。中でも、白米よりさらに健康に良さそうなイメージのある玄米や雑穀米に興味がある方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、そんな玄米・雑穀米がどれくらい食べられているのか、また世帯あたりの米の支出金額などについて見てみましょう。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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以前より増加中!半数近くの人が玄米・雑穀米を食べている

まずは、株式会社オレンジページが発表した調査結果(※1)を見てみます。この調査は、国内在住の20歳以上の女性1361名を対象に行われたもの。玄米・雑穀米に興味がある人はどれくらいいるのでしょうか。

【玄米や雑穀米に興味がありますか】

・興味がある 56.8%
・どちらかといえば興味がある 32.3%
・どちらかといえば興味がない 7.4%
・興味がない 3.5%

興味がある計は89.1%と、大多数でした。では実際購入して食べている人はどれくらいいるのでしょうか。

【玄米・雑穀米を購入している人の割合】

・2021年:43.9%(n=1146)
・2004年:29.4%(n=1361)

およそ20年前には3割に満たなかったものが、2021年には4割を超えてきています。固くて食べにくい、味にクセがある……などと敬遠されがちだった玄米・雑穀米も、意外に食卓に浸透しているということがわかります。
 
玄米や雑穀米を食べ始めたきっかけについては、1位が「家族や自分の健康に良さそうだから」(70.7%)、2位が「食物繊維が摂取できるから」(63.5%)、3位が「栄養バランスを整えたいから」(58.0%)でした。
 
味や食感が好きというよりも、健康のために取り入れる人が多いようです。近年、外食やテイクアウトでご飯の量だけでなく種類も選べることが増えていますが、そこで玄米などを選択する人はどれくらいいるのでしょうか。

【外食する際に、ご飯が「白米」か「玄米・発芽玄米」を選べる場合、どちらを選ぶことが多いですか】

・玄米・雑穀米を選ぶことが多い 23.6%
・どちらかといえば玄米・雑穀米を選ぶことが多い 29.7%
・どちらかといえば白米を選ぶことが多い 12.7%
・白米を選ぶことが多い 34.0%

外食の場合は、「白米を選ぶことが多い」という人がもっとも多いようです。それでも、「玄米・雑穀米を選ぶことが多い」計は半数を超えています。家では白米だけれど、お店で出てくる玄米はおいしそう……という理由で選ぶ人もいるかもしれません。
 
実際、家で玄米・雑穀米を食べたくても食べられないという人のなかには、「家族がいやがる」「夫が白米のほうが好き」「家で玄米を炊くと給水時間が長かったりして手間がかかる」「自宅の炊飯器では、玄米を上手く炊けない」といった悩みを抱えている人も。
 
自分の分と家族の分で米を炊き分けるのも面倒ですし、こういった場合は外食でのみ玄米を楽しむという選択肢になってしまいそうですね。
 

もっとも米を食べているのは札幌市! 世帯あたりの米の支出は年間●万円

さて、白米にせよ玄米にせよ、主食は毎日欠かせないもの。年間で計算すると、いったいどれくらいの支出になっているのでしょうか。総務省統計局が発表した家計調査の「穀類」のランキング(2018年〜2020年平均)(※2)を見てみましょう。
 

【穀類(全国)】

・米 :2万3815円
・パン:3万1391円
・麺類:1万8561円

 
これは、1世帯(2人以上の世帯)あたりの品目別年間支出金額です。ちなみに米の購入量平均はおよそ64kg、パンの購入量平均はおよそ45kg。当然ではありますが、グラムあたりの単価は断然米のほうが安いですね。
 
ざっくり計算すると、1kgあたりおよそ370円が米の平均予算といえそうです。ちなみに、米の支出が多い都市(都道府県庁所在市及び政令指定都市)のランキング上位は以下のとおり。
 

【米の支出額ランキング TOP10】

1位:札幌市  3万1228円
2位:静岡市  3万0250円
3位:福井市  2万9070円
4位:那覇市  2万7626円
5位:相模原市 2万7624円
6位:浜松市  2万6986円
7位:堺市   2万6516円
8位:前橋市  2万6212円
9位:山形市  2万6068円
10位:北九州市 2万5762円

 
1世帯あたりの米支出額が3万円を超えているのは、札幌市と静岡市でした。米の購入量についても、TOP3は支出額ランキングと同じ結果に。(札幌市80.32kg、静岡市78.40kg、福井市77.46kg)
 
ちなみに、都道府県庁所在市及び政令指定都市のなかでもっとも米の支出額が低かったのは高松市。年間1万8003円でした。世帯人数にばらつきがあることを考慮しても、1位の札幌市と1万円以上差があるのは驚きですね。
 
調べてみると、高松市は「麺類」の支出額で第2位にランクインしています。日常的に主食は米でなく麺類という文化があるのかもしれません。
 
みなさんのご家庭では、1年間でどれくらい米を消費していますか?
 
玄米・雑穀米は、ものによって白米より高価であることも。予算と栄養価を天秤にかけつつ、家計にムリのない範囲で健康意識を高めていきたいものですね。
 
(注)「雑穀米」はベストアメニティ株式会社により商標登録されています。
 
出典
※1 株式会社オレンジページ 玄米・雑穀米に興味がある人89.1%  食べる理由は「健康によさそう」「食物繊維がとれる」 取り入れたいけれど、白米LOVEの夫がいやがる!?
※2 総務省統計局「家計調査(2人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市(※)ランキング(2018年(平成30年)~2020年(令和2年)平均)」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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