更新日: 2021.11.04 子育て
子どもにかけるお金で減ったもの・増えたものは? 4割以人がおもちゃ代が増えた?
C Channel株式会社(本社:東京都目黒区)が運営するママ向け動画メディア「mamatas」のInstagramフォロワーに「子どもに使うお金」についてアンケート調査を実施し、有効回答数2823件を得ました(※)。子どものためにおもちゃや本、洋服などにいくらかけているのか、結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
おうち時間が増え、4割以上がおもちゃ代が増えたと回答
コロナ以降(2020年3月以降)、子どもにかけるおもちゃ代に変化はあったか聞いたところ、44.2%が「増えた」と回答し、「減った」(6.5%)を大きく上回る結果となりました。
「家にいることが増え、何か楽しめることがないかといろいろ買ってみた」「家で遊べる物をどんどん買い足した」というように、おうち時間が増えたため、おもちゃを買い足している家庭が多く見られました。また、「家で通販を見る機会が増えて、いろいろ買ってしまった」と外出できないため、ついつい通販で買い物してしまうという声も寄せられました。
おもちゃを1年でどのくらい買っているか尋ねると、最も多いのは「5000〜1万円未満」(28.4%)、次いで「1〜2万円未満」(27.0%)となり、「5000円〜2万円未満」で半数以上を占めました。
また、約3割の家庭で、おもちゃを年間2万円以上購入していることがわかりました。「家から出られない分、室内ジャングルジムを買った」等、大物おもちゃを購入したとの回答が多く、ゲーム関連への出費も目立ちました。
コロナ前と比べ、子どもにかけるお金は「お出かけ・服」は減少、「絵本・図鑑」は増加、「習いごと」は変わらず
コロナ前に比べて子どもにかけるお金に変化があったか聞くと、「子どもとのお出かけ」が「減った」と回答した人が68%と最多でした。それに伴い、「子どもの洋服」も27%が「減った」と回答する一方で、「絵本・図鑑」は38%が「増えた」と回答。また、「子どもの習いごと」は90%が「変わらない」と回答しています。
フリーコメントを見ると、「出かけ先が公園ばかりになり、新しい服を買うモチベーションが上がらない。家にいる時間も増えたため、おもちゃや絵本、ドリルなどを買う機会が増えた。(0歳、2歳、4歳の母/千葉県)」「習いごとはコロナ関係なく、子の成長とともに増えた。(5歳、10歳の母/東京都)」というように、おうち時間が長い分、本を読んだり、子どもの教育費はコロナと関係なく惜しまないという家庭が多いことがわかりました。
子どもの洋服を1年でどのくらい買っているか尋ねると、「1〜2万円未満」が32.6%で最も多いものの、「3万円以上」が27.7%とそれに次いでいます。子どもの洋服にかけるお金が減ったとはいえ、2万円以上買っている人が4割以上いることがわかりました。
また、子どものための特別なお出かけとして、1回につき家族で出せる金額は、「2〜3万円未満」が29.8%、「1〜2万円未満」が27.7%、「3万円以上」が24.8%でした。家族でテーマパークなどに行ったりすると、すぐにそのくらいの金額を使ってしまいますね。その際は、ちょっといい服を着ていきたいと思うのかもしれません。
1年で「絵本・図鑑」にかける金額は、「3000円未満」にとどまる人が44%を占めていますが、1万円以上かけている人も17.7%と、子どものために本をたくさん買う人も2割近くいるようです。
子どもの習いごとに1月にかけるお金は、「1万円以上」が29%と最多で、子どもの教育にはお金を惜しまないことがうかがえます。
今年のクリスマスプレゼントの予算は2018年より8.5%増加
最後に、今年のクリスマスプレゼントの予算を聞いたところ、最も多いのは「5000〜1万円未満」が38.3%でした。次いで「3000〜5000円未満」が31.3%となりました。クリスマスプレゼントに5000円以上かける家庭は54.0%で、2018年と比べて8.5%増加しました。コロナ禍で子どもと出かける機会が減った分、クリスマスプレゼントにお金をかけるようになったようです。
子どもたちとしては、今年のクリスマスプレゼントは期待できるかもしれませんね。
※C Channel株式会社「子どもに使うお金」に関するアンケート
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部