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更新日: 2021.11.16 暮らし

パンデミック発生後の受験の心構えとは。受験生の保護者が知っておくべきこと

執筆者 : 當舎緑

パンデミック発生後の受験の心構えとは。受験生の保護者が知っておくべきこと
パンデミック発生後に行われる入試は、今年で2度目となります。前年に行われた受験では、国公立大学でも二次試験が中止され、共通テストのみで合否を判断したりと、いつもとは違う入試制度により受験生は翻弄(ほんろう)されました。それでも親ができることは子どものフォローのみ。
 
今回は受験生の保護者が知っておきたい準備を考えてみましょう。
 
當舎緑

執筆者:

執筆者:當舎緑(とうしゃ みどり)

社会保険労務士。行政書士。CFP(R)。

阪神淡路大震災の経験から、法律やお金の大切さを実感し、開業後は、顧問先の会社の労働保険関係や社会保険関係の手続き、相談にのる傍ら、一般消費者向けのセミナーや執筆活動も精力的に行っている。著書は、「3級FP過去問題集」(金融ブックス)。「子どもにかけるお金の本」(主婦の友社)「もらい忘れ年金の受け取り方」(近代セールス社)など。女2人男1人の3児の母でもある。
 

當舎緑

執筆者:

執筆者:當舎緑(とうしゃ みどり)

社会保険労務士。行政書士。CFP(R)。

阪神淡路大震災の経験から、法律やお金の大切さを実感し、開業後は、顧問先の会社の労働保険関係や社会保険関係の手続き、相談にのる傍ら、一般消費者向けのセミナーや執筆活動も精力的に行っている。著書は、「3級FP過去問題集」(金融ブックス)。「子どもにかけるお金の本」(主婦の友社)「もらい忘れ年金の受け取り方」(近代セールス社)など。女2人男1人の3児の母でもある。
 

どこまで通う? 進学後のことも考えて!

新型コロナ禍の中では、オープンキャンパスが中止されたり、オンライン開催だったりしたことで、子どもが実際に足を運んで大学の進路選びを十分にできていないことは考えられます。実際にキャンパスに行くことができないことで、毎日通学する大変さを想像できず、偏差値や勉強したい学部だけで進路を選んでしまうこともあるでしょう。
 
大学名だけで複数の学部に出願する受験計画を立ててしまうと、学部によってキャンパスが異なっていたり、合格した学部や進級に伴って自宅から通学するには遠すぎたりすることもあります。
 
今は就学援助や奨学金など、学生を経済的に支援する制度はあるものの、自宅を離れて通学するには、費用が多く発生します。
 
私立大学では、受験場所が全国各地に設けられたり、気軽に受験できたりするというメリットのある大学も増えていますが、「実際に通学する」ために、この学部でよいのか、親がしっかりと確認して子どもに実際に「通学する」ことをイメージさせてから受験させるとよいでしょう。成績や偏差値で選ぶしかない実際の出願時期には、子どもに場所の吟味をする余裕はないかもしれません。
 

受験費用は節約可能!

学校や予備校などで勧められる受験スケジュールは、「複数の受験校を選択する」ことです。具体的には、偏差値によって「目標校」「合格相当校」「滑り止め校」というように受験することを勧められます。大学にもよりますが、1校(1学部)1万5000円~3万5000円程度の受験料を複数支払って、遠方まで受験するということもありますから、受験にかかる費用は意外と高額になります。
 
受験の方法による節約のテクニックや、学校以外で受験場所を設定している場合など、学校独自の制度は必ずチェックしておきたいものです。特に、受験方法は親の時代とはまったく異なります。かなり複雑になっていますが、大学入学共通テスト利用入試大学試験を利用した場合の受験料免除だったり、複数の学部を受験したりした場合の割引制度については調べておくとよいでしょう。
 

コロナ禍、大学は変化し続けている

大学の講義がすべてオンラインとなった昨年、学生にとって確かにオンライン受講はデメリットがあるかもしれません。
 
ただ、オンラインだからこそ、講義の後の宿題で学習進度の確認をさせたりして、コロナ禍の中、自粛することで、「勉強する」という学生の本分に戻ったよい影響もあるのかもしれません。この流れに乗って、大学内に資格を取得できるような講義があるのか、就職に手厚いなど、偏差値だけではない大学選びをしたいものです。
 
ちなみに、私も非常勤講師として大学で講義をさせていただいていますが、大学の授業料とは別の費用をかけずに、資格取得のための情報が得られるメリットは大きいと思っています。
 
私が教えている内容はFP3級レベル相当の知識ですが、いざ専門学校で講義を受講しようとすると、ウェブでも数万はかかることもあります。もし、3級だけでなく上を目指して2級までを目指すのであれば、その費用はさらに高額になる可能性もあります。
 
いつ明けるのか先の見えないコロナ禍の中では、志望校選びも困難になりがちです。ただ、学校や塾の懇談会だけで十分とはいえないのが進学先選びです。親の知っている大学選びとはまったく異なるのです。
 
経済状況が不透明な中、子どもの教育費負担が増えれば親の老後資金は不足しがちです。ここは、子どもの教育費が終わってから、親の老後資金を準備しようという姿勢を改め、教育費にはここまでしかかけられないという線引きをして、受験にのぞめるよう、親の準備を怠らないようにしたいものです。
 
執筆者:當舎緑
社会保険労務士。行政書士。CFP(R)。

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