更新日: 2021.12.01 その他暮らし
来年のおせちは自分で作る? 購入する? おせちの購入価格のボリュームゾーンはどれくらい?
株式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区)は、来年のお正月のおせち料理について、全国の「婦人画報のお取り寄せ」ユーザー約4200名を対象にインターネット調査を行いました(※)。
それでは結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
6割がおせちを購入すると回答。自分では作れない華やかさや高級感を求めている
来年のおせちを購入するか尋ねたところ、59%と約6割が「購入する」と回答。「購入しない」という人は11%でした。購入しない理由は、「自分で作る」「実家で用意」「おせち以外の料理を用意する」といったものでした。
おせちを購入する理由については、「自宅では作れないような品目が味わえるから」が62.8%でトップ。「華やかで高級感があるから」が47.7%、「有名店の味を味わえるから」が43.0%で、自分で作れないプロのおせちを自宅で楽しみたいという理由が多いようです。
昨年と比較するといずれも増加しており、外出を控えるかわりに家でちょっとぜいたくをしたいというような傾向がうかがえます。
おせちの購入は通販が7割以上だが、百貨店店舗や料亭、ホテルなどでの購入は昨年より増加
おせちの購入方法や場所を聞いたところ、 「通販・ネット注文」を利用する人が76.7%と、昨年の56.5%から20ポイントも増加しています。次いで「百貨店店舗」(37.1%)で、昨年は一昨年より7.7ポイント減となりましたが、今年は大きく回復しています。
他には「料亭・レストランのおせちを直接」(29.1%)、「ホテル」(13.6%)が続き、こちらも昨年より利用する人が増えています。
そんなおせちを何人くらいで食べるか聞いたところ、平均3.6人で、昨年よりも若干減少しています。一昨年から減少傾向にあり、正月に親戚が集まったりすることが減っているのかもしれません。
おせちの購入価格のボリュームゾーンは1〜3万円。平均価格は2万4319円
購入するおせちの価格については、「1万〜2万円未満」が40%、「2万〜3万円未満」が35%と、1万円から3万円が75%を占めました。おせちの平均購入価格は2018年では2万1613円であったのが、今年は2万4319円と増加傾向にあります。
おせちをギフトで贈ってみたいと思うか尋ねたところ、「贈ってみたい」(19.1%) 、「どちらかといえば贈ってみたい」(29.6%) と、約半数が贈ってみたいと回答。
自分のお気に入りのおせちを食べてほしかったり、年末年始の忙しい折におせちを作る手間が省けるため贈ったら喜ばれると思うのでしょう。
最後に、年末年始の行動で控える可能性があるものを聞いたところ、「忘年会」(69.9%)、「新年会」(66.9%)、「海外旅行」(63.8%)がトップ3でした。これらは昨年よりさらに控えるという人が増えており、コロナがいったん収束しているものの、まだ油断できないと思っていることがうかがえます。
しかし、「国内旅行」は昨年の55.6%から26.6%と29ポイント減少しており、国内旅行についてはそろそろ再開してもいいのではないかと思っている人が多いようです。
このままコロナが収束し、これまで通りの年末年始が過ごせるようになるよう願ってやみません。2022年のお正月は明るい気持ちで迎えたいですね。
出典
※株式会社ハースト婦人画報社【2022年おせちに関するトレンド調査】巣ごもりお正月におせちをお取り寄せ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部