更新日: 2021.12.02 子育て

子どもの習い事費用にいくらかけてる? 去年と比べて費用が増えている?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

子どもの習い事費用にいくらかけてる? 去年と比べて費用が増えている?
子どもの可能性を引き出すために、小さな頃からいろいろな習い事をさせている親は多いでしょう。コロナ禍で子どもが自宅で過ごす時間が増え、新たに習い事を始めたという人もいれば、感染を恐れて習い事をやめたという人もいるかもしれません。
 
朝日放送テレビ株式会社と、朝日放送グループのエー・ビー・シー開発株式会社が共同で出資・運営する暮らし動画メディア「Onnela(オンネラ)」が展開する「オンネラおうちラボ」は、「子供の習い事に関する調査」を実施しました(※)。コロナ禍で子どもの習い事にどんな変化があったのでしょうか。
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1ヶ月あたりの習い事の費用は、約半数の人が1万円以上

子どもにさせている習い事の1位は「水泳」で、41.7%と2位の「通信教育」(21.7%)に20ポイントの差をつけています。3位「英会話」(19.6%)、4位「学習塾」(17.4%)と学習系の習い事が続き、同率4位で「体操、リトミック」がランクインしました。
 
1ヶ月あたりの習い事の費用は「5000〜1万円未満」が39.1%と最も多く、次いで「1万~1万5000円未満」が26.1%、「5000円未満」が15.2%で続きます。「1万円以上」が45.7%と約半数を占めており、平均金額は1万2174円となっています。
 

昨年より習い事の費用が増えたのが半数以上で減った人はわずか

昨年と習い事の費用を比べると、「昨年より増えた」(43.5%)、「昨年よりやや増えた」(10.9%)をあわせて54.4%と、半数以上が増えたと回答。一方で「昨年より減った」(2.2%)、「昨年よりやや減った」(2.2%)と、減ったと回答した人はわずか4.4%にとどまりました。コロナ禍で「子どもの居場所作り」や 、友達と遊ぶ時間が減ったため、その時間を習い事にあてたと思われます。
 
習い事についての悩みや困りごとの1位は「送り迎えが大変」(52.2%)、2位は「費用が高い」(45.7%)、「準備やサポートが大変」(34.8%)という結果となりました。小学生以下では夜一人で遠くまで行かせることが不安なため、親が送迎することが多いです。共働きの場合は、特にサポートが大変でしょう。
 

習い事をさせてよかったのは、子どもの心と体の成長。親にとっていいことも

習い事をさせてよかったこと、うれしかったことを聞いたところ、「子供の体力や運動能力が向上した」が60.9%とダントツで1位となりました。次いで「子供が自信をつけた」が39.1%、「子供の学校以外の友達が増えた」が30.4%となりました。習い事を通じて、子どもの心と体が成長したと感じている人が多くみられました。
 
また、「親の交友関係が広がった」(17.4%)ことや、「自分の時間が増えた」「子供が習い事に行っている間に家事や自分の用事が済ませられる」など、親としてもうれしいことがあったようです。
 
今後習わせたい習い事の1位は「英会話」(37.0%)で、将来の受験のためや、英語を身に付けさせたいと考える親が多いようです。次いで「楽器、音楽教室」(26.1%)、「水泳」(23.9%)の他、「ダンス」(21.7%)、2020年より小学校で必修となっている「プログラミング」(21.7%)などが続きます。なお、昔ながらの「そろばん」(19.6%)も上位に入っており、計算が速くなったり暗算ができるようになることが評価されているようです。
 
最後に、どんな習い事を選びたいか聞いたところ、「子どもがやりたがる習い事」(100%)、「子どもの個性にあった習い事」(97.8%)、「子どもの成長に役立つ習い事」(95.7%)はほぼ全員が肯定しており、子どもの個性を尊重したり、将来役立つものを親が選んでいることがわかりました。親の押し付けではなく、子どもが喜んで取り組める習い事が見つかるといいですよね。
 
※朝日放送テレビ株式会社 コロナ禍で習い事ブーム到来!? 「子どもの習い事に関する調査」|オンネラおうちラボレポート
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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