更新日: 2021.12.03 その他暮らし
今年の忘年会は半数近くが「参加しない」忘年会の長さや予算として望ましいのは?
今回は、そんな今年の忘年会に対する意識調査の結果や、忘年会の予算などをチェックしてみましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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忘年会の前に、そもそも外で飲んでいる? 宣言解除後、飲食店で飲んだ人は何割?
まずは、酒文化研究所がお酒好きとする129人を対象に行ったアンケート調査の結果(※1)を見てみましょう。宣言解除後、さっそく飲食店でお酒を飲んだという人はどれくらいいるのでしょうか。
1位:飲んでいない 46%
2位:1度だけ 18%
3位:2〜3回 13%
4位:外では飲まない 9%
5位:4〜5回 8%
6位:6回以上 6%
これは、10月1日に飲食店で酒類を提供できるようになってから4週間目(調査期間10月25日〜28日)までが対象です。そもそも外では飲まないという9%を除くと、飲食店で飲んだという人は45%、飲んでいないという人は46%という結果に。お酒好きでも、全員が全員外に飲みにいくというわけではなさそうです。
このご時世ですから、宣言が解除になったとはいえまだ戸惑う気持ちもあるのでしょうか。
1位:少しある 37%
2位:あまりない 25%
3位:かなりある 17%
4位:どちらとも言えない 14%
5位:まったくない 9%
「ある」計は54%、「ない」計は34%でした。半数以上の人が、まだ自由に外出を楽しむことを躊躇しているということがわかります。せっかくの年末ではありますが、忘年会を控える人も多いのでしょうか?
今年の忘年会、「参加する」「参加しない」が拮抗状態
ではさっそく、今年の忘年会の参加予定を見てみましょう。
1位:参加しない 45%
2位:1回 24%
3位:わからない 13%
4位:2回 11%
5位:3回以上 7%
なんと、半数近くの人が参加しないことを決めています。まだわからないという人も13%いて、参加が決まっている人は42%。先ほどの「宣言解除後に外飲みをした回数」を問うた質問の回答と同じく、YESとNOが拮抗しているようです。
昨年に比べると忘年会も盛り上がるかもしれませんが、まだ例年並みとまではいかないようですね。
やっぱり安く済ませたい! 望ましい忘年会の予算と時間は?
仕事の付き合いで参加する忘年会もあれば、気のおけない仲間との忘年会もあるもの。どちらにせよ、飲み代は安く抑えたいところです。
ちまたの人たちは、忘年会の希望予算をいくらくらいと見ているのでしょうか。日本フードデリバリー株式会社が発表した、「ウィズコロナ時代における忘年会に対する意識調査」の結果(※2)を見てみましょう。この調査は、全国20歳以上の男女852人を対象に行われたものです。
1位:2000円〜3000円未満 27.8%
2位:4000円〜5000円未満 22.3%
3位:3000円〜4000円未満 22.1%
4位:2000円未満 18.3%
5位:5000円〜6000円未満 6.0%
6位:6000円以上 3.5%
半数近くの人が忘年会の費用を3000円未満に抑えたいと思っていることがわかります。同じく半数近くの人は3000円を超えても5000円未満に抑えたいと考えていて、5000円以上になってもいいという人は10%を切るという結果になりました。
忘年会が1回で済むのであれば5000円程度かかってしまってもセーフかもしれませんが、2回、3回と参加しなければならない場合は1回3000円を超えるとかなり厳しいもの。なにかと出費のかさむ年末年始ですから、できる限りお金を使いたくないという気持ちが伝わってくるようなランキングとなりました。
ちなみに、忘年会の望ましい時間については以下のとおり。
1位:1時間30分〜2時間未満 37.1%
2位:1時間〜1時間30分未満 23.5%
3位:30分〜1時間未満 14.2%
3位:2時間〜2時間30分未満 14.2%
5位:30分未満 7.4%
翌日仕事があったり家族サービスがあったりと、社会人にはさまざまな事情があるもの。忘年会は2時間以内で終わらせたいという人が8割近くという結果になりました。飲みすぎるのもよくないですし、サクっと終わらせてすがすがしい気分で1年を締めくくりたいという人が多いのかもしれません。
今年の忘年会を悩んでいる人は、この調査結果を参考に参加を決めてみてもいいかもしれませんね。
※1 酒文化研究所 「忘年会に『参加する』と『参加しない』が拮抗」
※2 日本フードデリバリー株式会社 「ウィズコロナ時代における忘年会に対する意識調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部