更新日: 2022.01.22 その他暮らし
義理チョコ文化はないほうがいいが6割。 バレンタインは自分がおいしいチョコを楽しむイベントに?
株式会社ハースト婦人画報社(本社:東京都港区)とリンベル株式会社(本社:東京都中央区)が共同運営する通信販売事業『婦人画報のお取り寄せ』では、顧客約5000名を対象に、バレンタインギフトについての意識調査を行いました(※)。早速結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
義理チョコ文化はないほうがいいという人が6割
「婦人画報のお取り寄せ調べ」によると、義理チョコ文化は「あったほうがいい」(24%)、「ないほうがいい」(62.3%)、「その他」(13.7%)という結果となり、6割以上が義理チョコ文化はないほうがいいと回答しました。
義理チョコを渡すうえで悩んだことを尋ねると、「何を買うか悩んだ」(40.7%)という回答が最も多く、次いで「チョコの価格に悩んだ」(40.0%)、「誰に渡すか悩んだ」(26.5%)という順になりました。
価格があまり高くなく、かつ義理チョコとしても失礼にならない程度のチョコレートを選ぶのは意外と難しいものです。また、仕事でお世話になっている人に渡す場合、同じ部門の人だけにするか、取引先に渡すかなど、渡す範囲も悩ましいですよね。
このように、頭を悩ます義理チョコ文化そのものがないほうがいいと考える人が多いようです。今はテレワークが増えているので、義理チョコを贈る必要がないという人も多いのではないでしょうか。
バレンタインギフトを自分用に購入する人が増えている。予算は約3000円
バレンタインギフトを誰に贈るかという問いには、「配偶者・パートナー」と答えた人は68%でした。2019年のデータと比較すると約5%減少しています。一方、「自分」向けに購入する人は約14%も増加しています。
バレンタインシーズンは、デパ地下や専門店でバレンタイン向けの特別なチョコレートやスイーツが用意されるので、誰かに贈るより自分で食べたくなってしまいますよね。
また、バレンタインで一人当たりにかけるチョコレート・チョコスイーツの平均金額は「本命(彼・夫・パートナー)」が2916円、「自分」は2950円となり、「自分」にかける金額のほうが若干多い結果となりました。いずれも3000円前後がボリュームゾーンとなっています。これに義理チョコが加わると結構な出費になってしまいますね。
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バレンタインは自分自身がおいしいチョコレートを楽しむイベントになりつつある?
チョコレート、チョコスイーツを選ぶポイントを聞いたところ、最も多い回答は「味にこだわりがあること」(70.2%)、「自分が好きなもの・おすすめのもの」(70.0%)となりました。2019年と比較すると「味にこだわりがあること」の回答率はほぼ同じですが、「自分が好きなもの・おすすめのもの」は約14%もアップしています。
「あなたにとってのバレンタインデーとは?」と質問したところ、最も多い回答は「限定商品が購入できる季節のイベントである」(58%)、次いで「好きなチョコレートを食べられる機会」(47%)という結果になりました。バレンタインは誰かにチョコレートを贈るイベントから、自分自身がチョコレートを楽しむイベントになってきていることがうかがえます。
バレンタインはチョコレート職人やメーカーが一年で一番力を入れるイベントでしょう。見た目にも美しく、おいしい特別なチョコレートを入手できるまたとない機会です。大切な人に贈るもよし、自分へのご褒美として購入するのもよしでしょう。
※株式会社ハースト婦人画報社 バレンタインは「贈りもの」から「とっておきのチョコレートを自分買い」するイベントへ。2022年バレンタイン意識調査を発表
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部