更新日: 2022.02.05 子育て
早まるラン活。ランドセル購入時期のピークはいつ? 予算はいくら?
「ラン活」とは小学校入学を控えた子どものランドセルを選び、購入するための活動を指す言葉です。近年は「ラン活」が激化し、購入時期も年々早まっているようです。
2021年12月、株式会社MayLightが運営する「ランドセルの通知表」は、2023年4月に小学校へ入学する子どもがいる人300名を対象にランドセルに関する意識調査を行いました(※)。ラン活の実態について、見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
小学校入学2年前の夏ごろからラン活を開始する人も
いつ頃からラン活を始めたか聞いたところ、47%が「これから始める予定」と回答。残り53%は、2021年12月の時点で、再来年の入学に向けてすでにラン活を始めていることがわかりました。
最も多い回答は「2021年10月頃」からで14%。最も早い人は「2021年8月頃(それ以前も含む)」からで13%でした。早い人は小学校入学2年前の夏ごろから、ラン活を始めていることがわかりました。
予算は4万円~6万円がボリュームゾーン
ランドセルの購入予算では「4万円以上5万円未満」がダントツで多く、男の子が39%、女の子が41%を占めています。次いで多かったのが「5万円以上6万円未満」で、男の子19%、女の子15%となりました。やや男の子向けの方が予算金額は低く、女の子向けの方が高いという傾向が見られました。
購入予定のランドセルの色については、男の子の一番人気は「黒」で、56%。次いで「紺」(21%)、「青」(9%)となりました。女の子の一番人気は「紫」が29%で、僅差で「赤」(28%)、「桃」(23%)と続きました。
小学校入学の1年前には65%がランドセル購入済み。夏のセールを待つ人も
いつ頃ランドセルを購入する予定か尋ねたところ、「2022年2月頃」が29%で最多。「2022年1月頃」(23%)、「2022年3月頃」(13%)と続きました。
入学1年前の3月までに65%、およそ3分の2が子どものランドセルを購入する予定であることがわかります。2022年4月~6月に購入するという人は1~6%とガクッと減り、セールなどが始まる7月に再び11%に増えています。このことから、「欲しいモデルがあり、売り切れないように販売直後に買う人」「セール狙いで夏以降に買う人」に分かれることがうかがえます。
購入予定のランドセルの素材については、「牛革」が25%、「クラリーノ」が18%、「コードバン」が6%で、約半数は特にこだわりがないと回答しました。
ランドセルを選ぶ際重視する点を聞いたところ、男の子は「耐久性」(30%)、「軽さ」(29%)、女の子は「デザイン」(31%)、「軽さ」(29%)であることがわかりました。男の子は雑に扱っても壊れない丈夫さ、女の子はかわいいデザインが求められることがわかりました。
最終的に購入を決めるのは「子ども」。支払いは両親と両祖父母が半々
最終的に誰が購入を決めるか聞いたところ、「子ども」が60%と最も多く、「母親」(20%)、「父親」(13%)という順に。6年間使うものなので、本人が気に入ったものを購入することが多いようです。
支払いについては「両親」が53%と最も多く、次いで「父方の祖父母」(25%)、「母方の祖父母」(19%)となりました。「両親が半分、祖父母が半分」という結果となりました。
ランドセルは長く使うものなので、持ちやすく子どもが気に入ったものを買いたいですね。1月から3月が購入のピークなので、売り切れてしまわないうちにランドセル売り場を見に行った方がいいかもしれません。
出典
※株式会社MayLight 【2023年度のラン活はどうなる?】2023年4月に入学予定のご家庭に聞いたランドセルの最新トレンド調査結果発表
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部