更新日: 2022.02.05 その他暮らし

コンタクトレンズにはいくら使ってるの?定額制コンタクトレンズサービスは使ってみたい?

コンタクトレンズにはいくら使ってるの?定額制コンタクトレンズサービスは使ってみたい?
視力が悪い人の必須アイテムであるメガネやコンタクトレンズ。メガネをかけたくない人や、スポーツをしている人はコンタクトレンズを使用している場合も多いですよね。
 
総務省統計局家計調査によると、2020年のコンタクトレンズへの平均支出金額は3902円(※1)。長期使用タイプのコンタクトレンズは洗浄液代がかかるくらいですが、使い捨てのコンタクトレンズの場合は1ヶ月数千円必要となり、年間支出金額はばかになりません。
 
マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)は、「コンタクトレンズの利用」に関する調査を実施し、1万16件の回答を集めました(※2)。コンタクトレンズの利用状況などを聞いていますので、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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メガネとコンタクトレンズの併用が多い。コンタクトレンズのみ使用している人はわずか1.6%

視力矯正を目的としてメガネやコンタクトレンズを利用しているか聞いたところ、利用していると答えた人は75.5%でした。
 
「メガネだけを使用している」が56.2%と半数を超え、コンタクトレンズとメガネを併用している人が17.7%でした。併用している人のうち、「主にメガネを使用」が8.4%、「主にコンタクトレンズを使用」が9.3%でした。「コンタクトレンズだけを使用している」は1.6%にとどまりました。コンタクトレンズは目に負担がかかるため、コンタクトレンズだけを使用している人は少ないようです。
 
コンタクトレンズを使っている人が最もよく利用しているタイプは、「ソフトコンタクトレンズ 1日使い捨て:終日装用」で41.2%。その他は、「ハードコンタクトレンズ」「ソフトコンタクトレンズ 2週間・1ヶ月交換:終日装用(寝る前にはずす)」がいずれも2割強となっています。
 

コンタクトレンズは眼科併設の専門店で買う人が多い

コンタクトレンズの入手経路を聞いたところ、「コンタクトレンズ専門店:眼科併設」が42.6%で、「インターネット販売・通信販売」が35.2%でした。眼科に併設されている専門店を利用している人が多いようですが、通販もそれに近い数字となっています。また、「1日使い捨てソフトコンタクト」「2週間・1ヶ月交換ソフトコンタクト」を利用している人では、「インターネット販売・通信販売」が最も多いことがわかりました。
 
コンタクトレンズを選ぶ時に重視する点は、「販売価格が安い」「装着感」がそれぞれ5割弱、「メーカー、商品ブランド」が39.7%、「眼への負担の少なさ」「安全性」「酸素透過率の高さ」「手入れのしやすさ」が各20%台となりました。
 

定額制コンタクトレンズサービスの利用意向は約3割

最近はコンタクトレンズの定額サービスもあります。
 
月々定額で視力の変化や汚れ、キズなどのトラブルに合わせてコンタクトレンズの種類を変えたり、新しいコンタクトレンズに交換することができるサービスです。
 
コンタクトレンズ利用者に定額制コンタクトレンズサービスを利用しているか聞いたところ、「現在利用している・今後も利用したい」が14.6%、「現在利用していない・今後利用したい」が13.7%と、利用意向は28.3%となっています。2019年12月の調査では26.3%だったので、徐々に利用意向が高まっていることがうかがえます。
 

カラコンやサークルレンズの利用経験者は10~20代女性では約2割

若い女性に人気のカラーコンタクトレンズや黒目が大きく見えるサークルレンズ。直近1年間にカラーコンタクトレンズやサークルレンズを利用した人は2.5%でした。やはり、10~20代女性では2割弱と利用者の割合が高くなっています。
 
どのような時にカラーコンタクトレンズやサークルレンズを利用するかを聞いたところ、「普段から使っている」が40.8%、「遊びに行く時」が32.8%、「休日や、仕事や学校以外」が24.0%です。男性では、「休日や、仕事や学校以外」「パーティーやイベントなど」が女性より高くなっています。
 
安いカラーコンタクトレンズなどを購入する人も多いようですが、質の悪いコンタクトレンズのせいで目のトラブルが起こったという話もあります。眼球に直接装着するアイテムですので、医師の処方のもと、信頼ある製品を正しく使用するのがよいでしょう。
 
出典
※1:総務省統計局家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
※2:マイボイスコム株式会社【コンタクトレンズの利用に関する調査】
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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