今が売り時?8割の人が自分のマンションが値上がりしていると思っている

配信日: 2022.03.10

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今が売り時?8割の人が自分のマンションが値上がりしていると思っている
結婚、出産などで家族構成が変わったり、転勤で住み替えをすることがあります。
 
自宅を売却するなら、できるだけ高い価格で売却したいものです。ただ、どうしたらいいのか、本当に売れるのか不安になるのではないでしょうか。
 
株式会社ツクルバ(東京都目黒区)は、今後1年以内のマンション売却検討者203名と過去5年以内のマンション売却経験者221名を対象に、中古マンションの売却に関する意識調査を行いました(※)。早速結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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8割の人が自分のマンションが値上がりしていると思っている

マンションの売却を経験した人に、売却活動は大変だったか尋ねると、「大変だった」(30.3%)、「まあまあ大変だった」(47.5%)と約8割が大変だったと回答しました。
 
その理由は「本当に買い手がいるか分からなかった」が51.1%と最も多く、「知識がなく判断軸がなかった」「やることが多く負担だった」がいずれも35.7%となりました。
 
売却活動のなかで嬉しかったことを聞いたところ、「良い人に購入してもらえた」(42.5%)、「購入者が家を気に入ってくれた」(38.5%)、「内見の依頼がたくさん来た(家が人気だった)」(33.9%)が上位となり、自分の住んでいた愛着のある家が気に入られたり、今後も大切にしてもらえそうなことを嬉しく思っていることが分かりました。
 

マンションの買い手が見つかるかが不安という人が半数

マンションの売却を希望している人に、自分のマンションが値上がりしていると思うか聞いたところ、「確認はしていないが高くなっていると思う」(54.2%)、「高くなっていることをすでに確認している」(27.6%)と、8割以上が値上がりしていると思っていることが分かりました。また、「今が売り時だと思う」という人が83.2%にのぼりました。
 
マンションの売却活動に踏み出すことに不安があるか聞いたところ、「不安を感じる」(56.2%)、「まあまあ不安を感じる」(21.2%)と、7割以上が不安があると回答しました。不安な理由で最も多いのは、「買い手が見つかるか分からない」が47.8%で、「全体像がよくわからず売却を進めてしまう」(42.0%)、「不動産売却の知識がない」(41.4%)が上位となりました。
 
マンションが売れるかどうかと同じくらい、不動産売却の知識がないまま売却を進めることに不安を感じる人が多いようです。
 

コロナ禍が売却活動に影響

マンションを売却したい人に、売却の理由を聞いたところ、「コロナ影響による住環境に求めるものの変化」が37.9%と最多でした。仕事がテレワーク中心となった場合、都心から郊外に転居することを検討する人もいるでしょう。
 
次いで「ライフイベント(出産・結婚・離婚など)による家族構成の変化」(34.0%)や「転勤など職場環境の変化」(31.5%)が挙げられました。
 
コロナの流行は売却活動に影響を与えるか尋ねたところ、「与えると思う」(53.7%)、「少し与えると思う」(25.6%)と、約8割が影響があると回答。具体的には、「内見回数は可能な限り少なくしたい」(64.6%)、「面談は可能な限りオンラインにしたい」(36.0%)等、感染対策をしながらの売却活動をしなければならないことが理由として挙げられました。
 
今後住まいを売却する予定があるか聞いたところ、5年以内のマンション売却希望者は若い人ほど多く、25~29歳で54.8%、30~39歳で21.8%となりました。55〜59歳では3.5%と低く、若い世代との差は歴然です。
 
さまざまな事情でマンションを売却することがあると思いますが、信頼できる業者に頼んで、できるだけ有利な条件で売却し、大切にしてくれる人に住んでもらいたいですね。
 
出典
※株式会社ツクルバ 「中古マンション売却に関する意識調査」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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