コロナ前後で食パンへの支出が増えた? どれくらい食パンを食べているの?
配信日: 2022.03.10
敷島製パン株式会社(本社:愛知県名古屋市)では、全国の10~60代の男女を対象に「食パンに関する実態調査・実食調査」を実施しました(※1)。
みんなはどれくらい食パンを食べているのか、また、どのように食べているのかなど聞いていますので、結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
コロナ禍で食パンを食べる機会が増えた人が2割弱。コロナ前後で食パンへの支出が増えた
コロナ禍で食パンを食べる機会に変化があったか尋ねると、「とても増えた」(3.8%)、「やや増えた」(13.8%)と、17.6%が増えたと回答しました。
実際に、コロナ禍前であった2019年の食パンの平均支出金額は9912円(※2)で、コロナ禍の2020年では1万327円(※3)と4.1%増加しています。
コロナ禍でおうち時間が増え、外食が減り、手頃な食パンを食べる機会が増えたことがうかがえます。
食パンを食べる頻度を聞いたところ、「週1~2回」が27.6%で最も多く、次いで「毎日」が24.0%、「週3~4回」が17.0%、「週5~6日」が10.8%と続き、週1回以上食パンを食べる人が約8割となりました。
1ヶ月で食べる食パンの枚数は、「1~5枚」が31.6%、「6~10枚」が20.4%で、平均15枚という結果となりました。2日に1枚食パンを食べている計算となります。
焼く、焼かない、何かを塗る、具を挟むなど、さまざまな食べ方を楽しむ
好きな食パンの種類を尋ねたところ、「シンプルな味わいでアレンジしやすい」が52.8%でトップとなりました。次いで、「トーストしたときの食感がさっくりしている」(46.6%)、「そのまま生で食べても美味しい」(39.0%)が続きました。
また、食パンをどのように食べることが多いか聞いたところ、「焼いてバターやジャムを塗って食べる」が81.4%とダントツでした。その他は「焼かずにそのまま食べる」(61.8%)、「焼かずにバターやジャムを塗って食べる」(51.6%)、「焼いて具材を乗せたりサンドして食べる」(50.6%)、「焼かずに具材を乗せたりサンドして食べる」(49.6%)と多種多様な結果となりました。
食パンを購入する際重視するポイントを聞いたところ、「価格」が70.6%と最多で、毎日食べるものなので価格が手頃であることを重視していることが分かりました。次いで多かったのは「味」(64.6%)でした。最近では1本1000円前後の高級食パンが人気であるように、多少高くても美味しい食パンを買う人もいますよね。その次に「厚さ」(48.2%)となりました。サンドイッチなら薄切りを選ぶというように、好みや食べ方によって厚さを重視するようです。
しっとり派がさっくり派より多い。山型・角形でも食感に違いが
食感の好みを聞いたところ、「しっとり派」が59.2%、「さっくり派」40.8%と、しっとり派が多いことが分かりました。特に男性10代では「しっとり派」が87.5%であるのに対し、「さっくり派」が12.5%と大きな差が見られました。「さっくり派」が多いのは50代男性と10代女性でした。
山型食パン・角型食パンの違いを知っているか尋ねると、「知らなかった」(65.8%)、「なんとなく聞いたことはあるが、詳しくは知らなかった」(18.6%)と、8割以上が知らなかったと回答しました。
実食調査を行ったところ、2つを食べ比べた人の88.0%が違いを実感したと回答。山型食パンは「トーストしたときの食感がさっくりしている」(75.0%)、「香りが良い」(69.0%)、角型食パンは「シンプルな味わいでアレンジしやすい」(73.0%)、「そのまま生で食べても美味しい」(67.0%)といった点が良いと評価されました。
食パンは手軽に食べられるので、忙しい朝には助かります。塗るものや挟むものを工夫して毎日美味しく食べたいですね。
出典
※1 敷島製パン株式会社「食パンに関する実態調査・実食調査」
※2 総務省統計局家計調査 2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
※3 総務省統計局家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部