更新日: 2022.03.24 子育て

小学生の子どもに教えるなら「スマホ決済」と「現金払い」どちらが有効?

小学生の子どもに教えるなら「スマホ決済」と「現金払い」どちらが有効?
小学生の子どもへ教育しておきたい事柄の1つにお金の使い方があります。一昔前であればお金の支払い方といえば現金払いが基本だったことでしょう。しかし、現代はスマホ決済が普及したキャッシュレス時代です。
 
子どもに教えるならスマホ決済と現金払いのどちらが有効なのでしょうか。キャッシュレス時代のお金の教育について考えていきます。
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

スマホ決済とは

現金払いは誰もが簡単にイメージできるでしょう。店頭で現金を支払うというおなじみの支払い方法です。
 
一方スマホ決済とは、スマートフォンを利用した決済のことを指します。スマホ決済には店頭でバーコードを読み込んで決済するものや、スマートフォンに表示させたバーコードを店頭で読み込んでもらって決済するもの、あるいはオンライン上でスマホ料金との合算支払いや〇〇ペイ支払いなどのスマホ決済を選択して行う方法の3種類があります。
 
どれも現金を利用せず、アプリ内の残高やあらかじめ設定した銀行口座から引き落とされたり、クレジットカードやスマートフォンの料金に上乗せされて支払うものになります。
 

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スマホ決済も現金払いもどちらも教えておくべき

結論から申し上げてしまえば、スマホ決済と現金払い、どちらも小学生のうちから子どもに教育しておくべきだといえます。
 
現金払いはお金の使い方の基本ですし、大人から子どもまで1人1台スマホを保有していること、スマホを用いたキャッシュレス決済が広がっている社会情勢を踏まえると、スマホ決済は無視することのできない決済方法であるからです。
 
特に子どもがスマホを持ち始めると親の知らないところで買い物をするようになってしまったり、お金を支払っている実感が薄く、自身の支払い能力や親が許容した範囲を超えて買い物などをしてしまう恐れもあります。
 
現金とスマホ決済、どちらから先に教えていくか悩まれることもあるかと思います。その場合、家庭の方針に則って教えていく方法で問題ないでしょう。
 
現金払いから教えて、金銭感覚を身につけた後にスマホ決済という流れでも、両者並行して教えていく流れでも、間違いではありません。大切なのはお金の支払い方は複数存在すること、それぞれの支払い方法について正しく知るという点にあるからです。
 

親がスマホ決済を教えられない場合はどうする?

親がスマホ決済を全く知らない、あまり理解していないなどの理由からスマホ決済を子どもに教えられないという場合、親子で一緒に学んでいくという方法がおすすめです。
 
このキャッシュレス時代、いつまでも親がスマホ決済について理解をしていないままだと、子どものスマホの使い方について監督したり、万が一問題を起こしてしまった際に対応ができなくなるということにも繋がりかねないからです。
 
三井住友カード株式会社の調査によれば、高校生の50%が、中学生においては35%がスマホ決済を含むキャッシュレス決済を利用した経験があるというデータが出ており、スマホ決済は親が思っている以上に子どもにとって身近なものになっています。
 
また、最近ではスマホ決済利用者には〇%還元などお得なキャンペーンが実施されていることもあり、親が上手く使いこなすことで日々の買い物がお得になり、家計の支出を抑えることにもつながります。
 
このように、親がスマホ決済を教えられない場合、あえて親子でスマホ決済を学ぶというのには十分なメリットがあるといえます。
 

子どもの金銭教育にはスマホ決済と現金払い、どちらも教えておくこと

キャッシュレス時代といわれる現代、親から子どもへ行うお金の教育には現金払いだけではなくスマホ決済についても重要になります。小学生のうちからスマホ決済について教えることで、子どもが将来上手にキャッシュレス決済と付き合えるよう手助けすることができます。
 
少しずつでも構いません。将来に備えて小学生のうちからスマホ決済に慣れていけるよう、徐々に子どもにスマホ決済を教えていってみてください。
 
参考
ヒトトキ 高校生は2人に1人がキャッシュレス決済利用者。令和の中高生のキャッシュレス事情は?
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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