更新日: 2022.04.05 暮らし

地方によって違う! 引っ越しの費用、どのくらいかかる?

執筆者 : 柘植輝

地方によって違う! 引っ越しの費用、どのくらいかかる?
家財道具や荷物が少ない単身者ならともかく、家族がいる場合、引っ越しにかかる費用は少しでも抑えたいところではないでしょうか。引っ越し代は地方によっても異なりますが、実際どれくらい違いがあるのか、賃貸サイト「SUUMO」の都道府県別の料金相場を参考にみていきます。
 
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

同一地方間での引っ越しの場合

SUUMOによる都道府県別、引っ越し料金の相場では、あくまで口コミの情報を基にした平均値ですが、同一地方程度(距離200 km未満)での移動で荷物が少ない単身者の場合、全体の平均は約5万3000円となっています。最も安いのが佐賀県の約3万2000円、最も高いのは山梨県の約8万円でした。
 
2人家族の場合、平均は11万5000円程度で、熊本県が約24万3000円と最も高く、最も安いのは秋田県の約6万3000円となります。
 
これが3人家族となると平均は15万6000円程度となり、最も費用がかかるのは滋賀県の約63万4000円(次いで島根県の30万2000円、和歌山県の20万5700円)、最も少なく済むのは大分県の8万円でした。
 
図表1

SUUMO 都道府県別の引っ越し料金相場より筆者作成
※2022年3月時点の口コミのデータを基にした平均値であり、一部、料金相場の掲載がない地域もあります
 
「単身」「2人家族」「3人家族」ごとに引っ越しにかかる費用を比較した上記表のうち、青色は費用が安い都道府県の上位10位、赤色は費用が高い上位10位となります。
 
この結果からは愛知県や島根県、群馬県、熊本県などは、平均的に引っ越し費用が高いといえそうです。逆に新潟県や岐阜県などは比較的、費用が安くなっています。また、地方と首都圏を比較してみると、意外にも東京を中心とした一都三県は地方と比較して安い傾向にあります。
 
図表2

SUUMO 都道府県別の引っ越し料金相場より筆者作成
※2022年3月時点の口コミのデータを基にした平均値であり、一部、料金相場の掲載がない地域もあります。
 
近隣での引っ越しの場合、遠方と異なり地域ごとの傾向が多少分かりやすく表れています。
 
例えば、東北地方や佐賀県と長崎県を除いた九州地方は比較的割安となっており、首都圏や四国地方は基本的に費用が高い傾向にあります。
 
単身で最も安いのは石川県の約2万6000円、最も高いのは愛媛県の約9万3000円で、2人家族では高知県の約5万1000円に対して、長崎県が約17万円1000円となっています。また、3人家族では約7万円の沖縄県が最も安く、反対に高いのは約15万円の愛媛県です。
 
全体でみると、単身から3人家族まで愛媛県が高く、新潟県や熊本県などは比較的安くなっています。
 

引っ越しの費用をなるべく抑えるには?

引っ越しにかかる費用は地方ごとに異なるとはいえ、できるだけ安く抑えたいと考えるのが普通でしょう。引っ越しの経験がある方のなかには、費用について「予想より高かった」「もっと安くできたかもしれない」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。
 
引っ越し費用を少しでも安くしたいのであれば、次のようなポイントを覚えておくといいでしょう。
 

・引っ越しは土日・祝日を避けて平日に行う
・必ず複数の業者で見積もり(相見積もり)をとる
・不要品は捨てるか売るなどして運ぶ荷物を少なくする
・宅配便を利用する、距離によっては自分で車を出して運ぶ
・2~3月など繁忙期を避ける

 
荷物の量などにもよりますが、上記を実践すれば引っ越し費用を減らすことができます。すべては無理でも、いずれかを行うだけでも多少は費用を抑えられます。
 

引っ越し代の平均は地域によってさまざま

引っ越しの費用は全国で同じようなものかと思いきや、地域のよってある程度の差が生じます。今回紹介した平均の費用はあくまで目安となりますが、これから引っ越しの予定がある方は少しでも安くなるように工夫をしてみてください。
 
執筆者:柘植輝
行政書士
 

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