更新日: 2022.04.07 子育て

4月から子どもの新しい習い事を始めたい。どんな習い事をしているの?いくらかけているの?

4月から子どもの新しい習い事を始めたい。どんな習い事をしているの?いくらかけているの?
4月は入学・進級のシーズンです。4月から、お子さんが新たな習い事を始めるという人も多いのではないでしょうか。
 
株式会社イオレ(本社:東京都港区)は、同社が運営する連絡網サービス「らくらく連絡網」ユーザー の、12歳以下の子どもがいる411名を対象に、「子どもの習い事」に関するアンケートを実施しました(※)。
 
どんな習い事をしているのか、習い事にいくらかけているのかなど聞いています。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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9割以上の子どもが習い事をしている。習い事の不動の1位は水泳

 
現在習い事をしている子どもは92.9% で、ほとんどの子どもが何らかの習い事をしていることが分かりました。
 
子どもの習い事の一番人気は「水泳」で、139人でした。2018年に同社がアンケートを行ったときからずっと1位ということで、習い事の中でも根強い人気があることがうかがえます。
 
次いで「サッカー」(131人)、「英会話」(98人)、「体操」(84人)、「ピアノ」(80人)が上位となりました。
 
6位以下は「通信教育」(69人)、「学習塾」(61人)、「公文」(55人)と、勉強系の習い事が続きました。以下は「ダンス」(48人)、「習字・書道」(42人)となりました。
 

習い事を始めた理由は「子どもが希望したから」

習い事を始めた理由では、「子どもが希望したから」(67.5%)、「体力づくりや運動能力の向上になるから」(53.1%)が特に多く、水泳やサッカー、体操といったスポーツ系の習い事が上位にランクインしていることに表れています。
 
ほかには英会話やピアノのように、「将来的なスキルにつながるから」(28.8%)、「学校の授業で役に立つから」(25.9%)といった回答も多くみられました。
 
また、習い事に通わせて良かったと感じる点については、「体が丈夫になった」「コミュニケーション能力が身についた」「本人が楽しく通えている」というような声が寄せられました。
 
現在している習い事の数を聞いたところ、「2つ」が31.4%で最も多く、次いで「3つ」(25.1%)、「1つ」(19.1%)、「4つ」(13.1%)、「5つ以上」(11.3%)となりました。8割以上が複数の習い事をしているようです。
 
最初に習い事を始めた年齢については、「3歳」(20.7%)、「4歳」(21.7%)、「5歳」(21.5%)が突出しており、3~5歳で習い事を始めた子どもが63.9%を占めました。
 
6歳以下で始めた子どもが9割以上で、未就学児の頃から習い事を始めるのがほとんどであることが分かりました。
 

1ヶ月に習い事にかける費用は1~2万円が多い

習い事にかけている総月額費用は、「1万~2万円」が31.7%で最も多く、「5千~1万円」(20.9%)、「2万~3万円」(20.7%)が続き、5千~3万円かけている人が73.3%となっています。
 
習い事の送迎を主に行っているのは78.5%が母親で、子どもだけで通っているのが10.5%でした。
 
とはいえ、共働き世帯が59.2%と、専業主婦世帯の33.5%より多く、仕事をしつつ、子どもの送迎をしていることが分かりました。
 
これから始める習い事について尋ねたところ、最も多いのは「学習塾」(87人)で、「水泳」(54人)、「習字・書道」(46人)、「ピアノ」(46人)、「プログラミング」(34人)が続きました。
 
習い事を検討している理由については、「将来的なスキルにつながるから」(33.3%)が最も多い結果に。中学受験等を見据えて学習塾を検討したり、2020年から小学校で必須化されたプログラミングを習おうかと考えている人が多いようです。「学校の授業で役に立つから」という人も23.6%いました。
 
親は子どものためにいろいろと習い事をさせたいものですが、複数習わせていると思いの外高額になってしまいます。
 
その習い事は本当に必要なのかよく考え、子どもの希望も聞いて習い事を始めましょう。
 
出典
※株式会社イオレ 2022年版『子どもの習い事に関するアンケート』
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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