更新日: 2022.04.09 子育て
大学生はどんなアルバイトをしているの?いくら稼いでいるの?
株式会社ガロア (本社:東京都港区)は、日本全国の学生487名を対象に、アルバイト状況に対する意見の調査を行いました(※)。早速結果をみていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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アルバイト経験のある大学生は96%
対象者にアルバイトをしているか聞いてみたところ、「アルバイトをしている」は80%、「過去はしていたが今はしていない」は16%で、「アルバイトをしたことがない」はわずか4%でした。大学生のほとんどがアルバイト経験があることが分かりました。
また、今後アルバイトをやりたいか質問したところ、「バイトしたい」が40%でしたが、「良いバイト先があったらやりたい」(23%)、「時間ができたらやりたい」(16%)、「長期休暇の間ならやりたい」(8%)など、条件付きで今後アルバイトをしたいと回答した人が54%でした。
アルバイトの探し方を聞いたところ、「バイト求人サイト・アプリ」が83%と圧倒的で、次いで「友人や知人からの紹介」が27%となりました。これ以下は10%以下で、ほとんどの大学生がバイト求人サイトやアプリ、紹介でアルバイトを探していることが分かりました。
アルバイトの種類・職種については、最も多いのは「飲食店(ホール)」が40%で、次いで「塾・家庭教師」が35%、「飲食店(キッチン)」が19%となっています。
求人の見つけやすさや仕事の難易度から、飲食店でのアルバイトは大学生からの人気が高いことがうかがえます。また、時給の高い「塾・家庭教師」も人気があるようです。
アルバイトの月収は4~6万円が3割
アルバイトの時給を聞いたところ、「1000~1200円」が49%と半数を占め、「1000円以下」が28%、「1200~1500円」が14%、「1500~2000円」が6%となりました。
時給については、男性の方が高時給である傾向があり、これは男性の方が深夜帯でも働きやすいことなどが理由として考えられます。月収にすると、「4~6万円」が31%で最も多く、次いで「2~4万円」が28%、「6~8万円」が21%となりました。
アルバイトの目的を聞いたところ、「趣味のお金や交際費を稼ぐため」が82%と最も多く、次いで「貯金をするため」(74%)、「社会経験を積むため」(53%)、「生活費を稼ぐため」(35%)となりました。
お金を稼ぐ以外に、アルバイトを通じて友人を作ることに期待している大学生もいるようです。
そこで、アルバイトで仲の良い友人はできたか聞いたところ、44%が実際に友人を作ることができたと回答しています。アルバイトを通じて、「仕事の連帯感で仲間意識が生まれやすい」(66%)、「距離感を自分で調整しやすい」(65%)ことから、友人ができることがあるようです。
新型コロナの影響で、アルバイト収入が下がった人が7割
アルバイトに新型コロナの影響があったか尋ねたところ、意外にも「影響がない」という人が50%という結果に。
影響があったという回答では、「シフトが減ったこと」が41%と最も多いことがわかりました。営業時間短縮の要請に伴って、アルバイトの学生たちが働くことができる時間が減ったようです。
具体的にどのくらい収入が減ったか聞いたところ、「収入減はなかった」が28%でしたが、7割の人は減ったようです。最も多いのは「1~5割減少」(37%)で、次いで「1割以下の減少」(20%)、「5〜8割減少」(10%)となりました。
大学生にもなると交際費や洋服代などが結構必要です。親にお小遣いをもらうという人もいますが、アルバイトは仕事をした対価にお金を得る経験をすることができます。また、社会人としてのマナーも学ぶことができます。
社会勉強のためにも、アルバイトを経験してみてもよいのではないでしょうか。
出典
※株式会社ガロア 【2022】大学生のアルバイトに関する実態調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部