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更新日: 2022.04.15 その他暮らし

海外送金は銀行か資金移動業者のどちらを使う?それぞれのメリットは?

海外送金は銀行か資金移動業者のどちらを使う?それぞれのメリットは?
グローバル化が進む昨今、ビジネスやプライベートを問わず、国境を越えたお金のやり取りが当たり前となりました。
 
家族が海外で暮らしている場合や、海外通販など、海外送金をしたことがある人もいるのではないでしょうか? その際「手数料がけっこうかかるな」と感じた人もいるでしょう。
 
海外送金の方法には、大きく分けると銀行と資金移動業者の2種類があります。資金移動業者とは、銀行以外で送金サービスを提供する登録事業者です。
 
ワールドファミリー株式会社(本社:東京都新宿区)は、海外送金の経験者1002人を対象に、「海外送金の利用実態と課題」に関する調査を実施し、その結果の「送金方法編」を発表しました(※)。海外送金には何を使っているのかなど、聞いています。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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海外送金の目的は、「海外ショッピングやサービスの支払い」が最も多い

まず、海外送金の目的について質問したところ、「海外のショッピングやサービスの代金支払いのため」が38.7%で最も多い結果となりました。最近では海外通販をする人も増えていますよね。
 
次いで「家族など海外で暮らす個人に送金するため」(28.4%)のほか、「海外の取引先(法人)に送金するため」(26.5%)、「海外の取引先(個人)に送金するため」(16.7%)、「海外で展開している事業に送金するため」(13.2%)といった、ビジネスでの送金をするという回答がみられました。
 

8割以上が銀行から海外送金。理由はセキュリティ面で安心できるから

主にどのような経路で海外送金をしているか聞いたところ、82.7%が「銀行」で、「資金移動者」が13.3%でした。銀行から海外送金をしている人が圧倒的に多いようです。
 
銀行を利用して海外送金している理由を聞いたところ、「セキュリティ面で安心できる」が60.9%で最も多い結果となりました。海外に送金する際はセキュリティが気になりますので、信頼度の高い銀行を利用する人が多いようです。
 
次いで「送金方法が分かりやすい」(54.6%)、「スマホアプリやインターネットで送金できる」(14.7%)、「取引先など先方からの指定」(12.8%)、「送金手数料が安い」(10.9%)、「利用者が多い」(9.3%)、「コンビニなどで送金できる」(8.7%)が続きました。
 

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資金移動業者を利用して海外送金する理由は、銀行より手数料が安いから

銀行で海外送金をしている人に、資金移動業者の存在を知っているか聞いたところ、「知っていた」は26.2%にとどまり、7割以上が資金移動業者を知らないことが明らかになりました。
 
今後、海外送金の際に資金移動業者を利用したいか尋ねると、「ぜひ利用したい」(19.1%)、「やや利用したい」(44.3%)合わせて63.4%が利用したいと回答しました。一方、「あまり利用したくない」(27.4%)、「まったく利用したくない」(9.2%)と、36.6%が利用したくないと回答しています。
 
ところで、銀行以外の資金移動業者などを利用して海外送金している人に理由を聞いたところ、「銀行よりも手数料が安い」と答えた人が48.6%と半数近くとなりました。手数料の安さが大きな魅力のようです。
 
次いで「送金方法が分かりやすい」(36.4%)、「銀行よりも着金が早い」(29.5%)、「セキュリティ面で安心できる」(26.0%)、「スマホアプリやインターネットで送金できる」(19.1%)が続きました。
 
資金移動業者は銀行より手数料が安く、着金が早いことが主なメリットです。金融庁のホームページで登録業者が調べられますので、選択肢の1つにしてはいかがでしょうか。
 
出典
※ワールドファミリー株式会社「海外送金の利用実態と課題に関する調査 送金方法編」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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