更新日: 2022.04.19 暮らし

マイナンバーカードを高齢の親に代わって代理申請する方法とは?

執筆者 : 新井智美

マイナンバーカードを高齢の親に代わって代理申請する方法とは?
マイナポイント第2弾が発表されたことを受け、これまでマイナンバーカードの申請手続きをしていなかった人も、申請することを検討しているかもしれません。
 
マイナンバーカードの申請やマイナンバーカードに関連する手続きについては、原則として本人が行うこととなっていますが、親が高齢などで、一定の事由に該当する場合は代理申請が可能です。
 
ただ、代理申請は方法が複雑になっていますので、その流れをしっかりと理解しておく必要があります。
 
新井智美

執筆者:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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マイナンバーカードの申請方法

マイナンバーカードを申請する際には、「個人番号カード交付申請書」が必要です。「個人番号カード交付申請書」が手元にない場合は、お住まいの市区町村の窓口で請求できます。
 
そして、その交付申請書をもとに、マイナンバーカードの申請を行います。申請は市区町村の窓口で行えるほか、郵送やインターネットによる申請も可能です。
 
したがって、代理で交付申請書を受け取り、マイナンバーカードの申請を行うことは可能です。
 

マイナンバーカード関連手続きの代理申請方法

マイナンバーカード関連の手続きには、以下に挙げるようにさまざまなものがあります。
 

・マイナンバーカードの受け取り
・マイナンバーカードの券面記載事項変更
・個人番号カードの申請
・有効期間の変更
・一時停止の解除
・暗証番号の再設定(ロック解除含む)
・電子証明書にかかわる手続き(発行・失効・更新)、等

 

■マイナンバーカードの受け取り

マイナンバーカードの受け取りは原則として本人が窓口に赴く必要があります。ただし、本人が以下に該当する場合は、代理人の受け取りも認められています。
 

1.長期入院や施設入居のため、長期間本人が窓口に行くことができないケース

2.本人が未就学児であるケース

3.その他暫定対応(新型コロナウイルス感染防止のため外出を自粛しているなど)

 
その際に必要な主な書類は、以下のとおりです。

・本人および代理人の本人確認書類
・回答書兼委任状
・本人が窓口に来られないことを証明する書類:入院証明書や入居証明書など

 

■電子証明書にかかわる手続き(発行・失効・更新)

電子証明書にかかわる手続きについても、原則として本人が行うこととなっています。
 
もし、代理人が手続きを行う場合は、まず代理人が「申請者本人のマイナンバーカード」「代理人の本人確認書類(顔写真付き)」「照会書兼回答書」を市区町村の窓口に持参し、その後、本人に申請書が送付されます。
 
本人が申請書に記載したものを、また後日代理人が持参します。
 

代理人の種類によって手続きが異なる

代理人にも法定代理人と任意代理人があります。ちなみに法定代理人とは、未成年の子に変わって親が手続きをすることや、成年後見人などを指し、任意代理人とは法定代理人以外の人をいいます。
 
そして、法定代理人、任意代理人ともに、代理人としてマイナンバーカード関連の手続きを申請できますが、法定代理人と任意代理人で手続き方法が異なります。
 

■法定代理人

法定代理人が代理申請する際には、その人に代理権があることが確認できる書類の原本が必要です。その書類とは以下のものをいいます。

・戸籍謄本
・後見登記事項証明書など

そのほか、窓口に来た本人確認書類や手続きを行うマイナンバーカードが必要です。
 

■任意代理人

任意代理人が個人番号カード交付申請を行う場合、委任状が必要です。さらに、窓口に来た人の本人確認書類が必要です。
 
それ以外の手続きを任意代理人が行う場合は、照会書による手続きとなります。この手続きだと1回では終わらないため、複数回窓口に赴く必要があります。
 
具体的には、任意代理人の請求によって、照会書兼回答書および暗証番号の記入用紙が本人宛てに送られ、本人が記載し、封をしたものを再度任意代理人が窓口に持参し、手続き開始となります。
 

まとめ

マイナンバーカードの発行申請手続きは代理人でも行うことができますが、原則、受け取りの際には、本人が窓口に赴く必要があります。
 
ただし、例外的な措置として、本人の「本人確認書類」そして代理人の「本人確認資料」(いずれも顔写真付き)および「個人番号カード交付・電子証明書発行通知書兼照会書」「代理権の確認書類」さらに「本人が窓口に来られないことを証明する書類」などを持参することで、受け取りが可能です。
 
また、マイナンバーカード作成後の各関連手続きについても、法定代理人と任意代理人では異なるものの、必要書類をそろえて申請することで、手続きを行うことができます。
 
ただし、法定代理人と任意代理人では申請方法が異なり、任意代理人の場合、当日すぐに手続きができないケースがほとんどであることは知っておきましょう。
 
一時的なけがや入院などでは、の手続きは認められない点にも注意が必要です。
 

出典

文京区 マイナンバーカードの申請方法(交付申請書の入手方法)
文京区 マイナンバーカードの代理人による受取について
文京区 マイナンバーカード関連手続きの本人確認書類と代理人申請について
 
執筆者:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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