更新日: 2024.01.04 キャッシュレス

シニアにもできる! 知っておきたいQRコード・バーコード決済の利用方法

シニアにもできる! 知っておきたいQRコード・バーコード決済の利用方法
お会計のとき、現金でもカードでもなく、スマホをかざしている人を見たことはありませんか?
 
なんのことだか分からないし、自分には関係ないと思っているシニア層にこそ、知っていただきたいQRコード・バーコード決済の利用方法について、今回は解説いたします。
 
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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QRコード・バーコード決済の追い風 その1

1点目! コロナ禍に見舞われて以降、現金やカードに比べて非接触で精算を済ませられることが、QRコード・バーコード決済普及の追い風になっています。

具体的には、レジなどでお会計をするときに、自分のスマホで店側のコードを読み取る、または店側に自分のスマホのコードを読み取らせることで決済が完了するんですね。

ですから、バーコードリーダーを思い描いていただけると分かるとおり、手指が接触せずモノとモノで決済を完了できるのです。スマホをかざすだけ、接触し合う箇所がない=非接触でお支払いを済ませられるので、消毒が日常の今、歓迎される決済方法なのです。

QRコード・バーコード決済の追い風 その2

2点目! マイナポイント事業との関連。マイナンバーカードの普及を目的としたマイナポイント事業をご存じですか?

総務省が行っており、マイナンバーカードを申請して以下の条件に該当すると所定のポイントが付与されるものです。

ポイントの付与先として選べるものには「電子マネー」「クレジットカード」「QRコード」「デビットカード」などがあり、コード決済も含まれているのです。対象となる決済サービスは総務省のマイナポイントサイトから検索できます(※1)。

「マイナポイント」のしくみは、マイナンバーカードを取得後、スマホやパソコンから、マイナンバーカードを使ってマイナポイントの予約・申し込みを行い、選んだキャッシュレス決済サービスでチャージやお買い物をすると、そのサービスで、ご利用金額の25%分のポイントがもらえるというもの。

1人当たり5000円が上限となっているので、5000円分のポイントをつけるためには、2万円分のチャージや買い物をする必要があるということです。

なお、スマホやパソコンが使えない場合は、市区町村窓口や郵便局など、全国各地に設置してある「マイナポイント手続スポット」で予約・申し込みができるのでご安心を。「マイナポイント手続スポット」は総務省のマイナポイントサイトから検索できます(※2)。

またさらに、2022年6月頃に開始予定の、次のような上乗せポイントもありますよ。

・マイナンバーカードを健康保険証として利用申し込みを行った場合:7500円相当ポイントを上乗せ
・公金受取口座の登録を行った場合:7500円相当のポイントを上乗せ

この上乗せポイントも合わせると、最大2万円相当のポイントを付与してもらえるというわけです。

QRコード・バーコード決済をできるようにする手順

QRコード・バーコード決済をしてみたいと思っても、やり方が分からないから……と断念してしまわないように、手順をご説明します。

  • 1.アプリをダウンロードする
  • 2.本人確認のため、スマホのカメラで証明書(免許など)を撮ることを求められます
  • 3.チャージする

使いたい金額を、お財布であるアプリに入れるイメージです。

どこからお金を入れるかというと、銀行口座から振り替えてもよいですし、クレジットカードやデビットカードと連携させて支払いに充ててもよいですし、フリマなどで稼いだお金を充ててもよいのです。

チャージが完了すれば、後は支払うたびに、明細や残高もスマホで確認できます。

デメリットとしては、コードを読み込ませるにしろ、アプリを起動させなくてはならないため、通信状況に注意が必要という点が挙げられます。

まとめ

不安、なんとなく怖い感じがする、スマホでお金を払うなんて……といった感想をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。

しかし、現金と違って手と手が接触しませんし、何に使ったか思い出せないという心配もありません。便利ですから、一度、試してみてはいかがでしょうか? 快適さを実感したら、手放せなくなる決済手段かもしれませんよ!

出典

経済産業省 キャッシュレス
総務省 第2弾マイナンバーカードでマイナポイント
総務省 統一QR「JPQR」普及事業
(※1)マイナポイント 対象となるキャッシュレス決済サービス検索
(※2)マイナポイント マイナポイント手続きスポットで予約・申込

※2024/1/4 記事を一部修正いたしました。

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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