更新日: 2022.05.10 その他暮らし
引っ越しの挨拶品って渡すもの?予算はどれくらい?どんなものを選べばいい?
引っ越しした際、昔から近所に挨拶品をわたす文化がありますが、みんなは今でもご近所にわたしているのでしょうか?
株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームライフデザイン(本社:愛知県名古屋市)は、同社が運営する「引越し侍」の利用者7521人に対して、「引越し挨拶品」に関するアンケートを実施しました(※)。
引っ越しの挨拶品はわたすのか、いくらかかるのかなど聞いていますので、結果をみていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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引っ越しの挨拶品をわたす人は49%。戸建ての場合6割が挨拶品をわたしている
引っ越し後、近所に挨拶品をわたしたか聞いたところ、51%が「わたしていない」と回答。逆にいえば、49%と、ほぼ半数がわたしていることになります。
住宅タイプ別にみると、挨拶品をわたしたのは「戸建て」では6割以上であり、「集合住宅」では約4割にとどまりました。戸建ての方が、今後何かとご近所付き合いがありそうなため、挨拶品をわたす人が多いようです。
挨拶品をわたさなかった理由を聞くと、「ご近所付き合いをしないから」が41%と最も多く、僅差で「新型コロナウイルスの感染防止対策」が39%で続きました。
また、女性では「防犯対策」が20%で、男性の6%を大きく上回っており、男女間での防犯意識の違いが明確となりました。
挨拶品にかかった金額は戸建てが集合住宅の約2倍
挨拶品にかかった合計金額は、集合住宅では平均3234円、戸建てでは平均5901円となりました。戸建てでは集合住宅の2倍近くのお金がかかっているようです。
また、引っ越し挨拶品の平均個数は「集合住宅」で約4.1個、「戸建て」では約6.6個でした。このことから、1つあたりの金額は「集合住宅」で約800円、「戸建て」で約1000円となり、戸建ての挨拶品の方が予算が高めであることがうかがえます。
挨拶品をわたす範囲を聞いたところ、戸建てでは「両隣」が35%、「向かいの家」が26%、「後ろの家」が19%、「斜め向かい」が18%という結果となりました。
それ以外では「自治会・町内会関係」、「同じブロックの家全て」など、広範囲にわたす人もみられました。
集合住宅では「両隣」が39%、「下の階」が27%、「上の階」が19%となり、「同じフロア全て」という人も8%いました。
「大家さん・管理人等」、「町内会の関係者全て」などにわたす人もみられました。
引っ越しの挨拶品人気ランキングのトップはダントツで「お菓子」
引っ越しの挨拶品人気ランキングの1位は「お菓子」が1240票を集め、ダントツでトップでした。お菓子なら誰にでも喜ばれますね。
2位は「洗剤」(485票)、3位は「タオル」(364票)でした。これらは生活の必需品ですから、いくらあっても助かります。
前回7位の「食用ラップ」が4位に、9位だった「ティッシュ」が6位に順位を上げました。一方、前回5位だった「ゴミ袋」は7位に下がりました。
以上の結果から、引っ越し挨拶品は、現在でも2人に1人はわたしていることが分かりました。
特に戸建ての場合は6割以上が挨拶品をわたしており、挨拶品をわたす方がどちらかといえば一般的なようです。
もし、戸建て住宅に引っ越すならば、挨拶品を用意しておいたほうが無難かもしれませんね。
出典
※株式会社エイチーム 引越し挨拶品は「渡さない人」が約半数! 「渡す」派の予算総額や人気の粗品ランキングも公開!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部