車が欲しい! 購入方法の種類と自分に合った方法の選び方とは?
配信日: 2022.06.07
普段はサブスクで車を借りて運転しているが、利用者が増えて使いたいときに空車がないから、やっぱり自分の車が欲しい。
コロナの感染リスクを考えると、公共交通機関は避けたいので自家用車が欲しい。
――などなど、理由はさまざまかと思いますが、車の購入を考えている方、今回は必見です!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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予算を考える
車体の購入予算はもちろんのこと(購入先の選択肢については、後ほど述べます)、車を所有するとなると、考慮しなくてはならないことがあります。
車体の購入金額とは別に、下記のような諸費用もかかってくるということです。
予算を立てるのが難しい、金額を計算できない、と度外視してしまうのではなく、おおよそでよいので、購入予定の車種が決まったら考慮することをおすすめします。
(1)自動車税
4月1日時点で車を所有している人が、毎年5月31日を期限として支払う税金。排気量によって金額が異なる。
例:軽自動車 一律1万800円、1500cc超~2000㏄以下 3万6000円、2500cc超~3000㏄以下 5万円
(2)車検費用
2年ごとに車検を受ける必要があります(新車購入時は初回3年、車種ごとに異なる)。
費用は、法定費用(自動車重量税+自賠責保険料+印紙代)+車検基本料金+整備費用で、こちらも車種や重量ごとに異なります。また、どこに車検に出すかで費用にもずいぶんばらつきがあるようです。
(3)自動車保険料
自賠責とは別に加入する任意保険ですが、保障内容、契約者の運転歴、車種などによって保険料が異なります。一括見積や比較サイトなども参考にしてみてください。
(4)燃料費(ガソリン代、電気代、またはディーゼル、水素など)
燃費の良しあし、環境にやさしい、などの言葉は燃料をどのくらい必要とするかに直結するわけですが、これも予算に入れておきましょう。
車を走らせるということは、道路という公共設備のお世話になるという考え方から、ガソリン代や軽油代には税金も含まれています。
新車を買う
このメーカーのこの車種が欲しい、など希望のある方は、まず新車のパンフレットなどを参考に金額を把握してください。
買い方ですが、(1)現金一括、(2)ローンでの購入、(3)クレジットカードでの購入が挙げられます。
最近は、ローンが低金利の傾向なので、販売店で提案されるローン案を検討するのもよいと思います。ただし、銀行や信販会社でローンを組むということは、審査を通過しないと借りられないということです。また、金利も各社で異なるので比較検討してみてください。
クレジットカードは、ディーラーや販売店によって取り扱いが異なるので注意が必要なのと、限度額があるので、その確認は必須です。
自動車メーカーがクレジットカードを作っている場合があり、それには給油やETC代でポイントが貯まったり、ロードサービスが付帯されていたりするので、ぜひチェックしてみてください。
「残価設定ローン」といって、将来の車の価格を差し引いて、残額を毎月分割で支払う方法もあります。ローンの返済期間終了後は買い替えをするか、買い取るか、または返却するかという選択肢があります。
例:5年後の価値を160万と設定した400万の車の残価設定ローン
差額の240万÷5÷12=4万円/月
中古車を買う
ディーラー直轄の販売店と、多種多様な車を取り扱う中古車販売店があります。
品質が安定しているという点ではディーラー系列店ですが、一般的に設定価格が安いといわれているのは、中古車販売店です。近年は、メルカリやヤフオクなど個人間で取引するオークションサイトなどでも購入できます。
サポートやメンテナンスも購入したお店で受けられます。命を載せる車ですから、金額だけでなくトータルで見比べることをおすすめします。
リースした車を買い取る
カーリース会社から毎月使用料を払って利用するわけですが、契約満了後、買い取ることができます。
メリットは、初期の費用負担が軽いことと、長い期間試乗できることです。リースした結果、気に入らなかったら、購入しないという選択肢もあるので、迷っている方にはよいかもしれません。
ただし、リース契約時に車の価値を想定して残価として計算し、差額を借りる期間で割って月々のリース代を算出するので、トータルでの計算上、一括購入で車を購入した場合と比べると一般的に総額が高くなります。ローンよりは安くなる場合が多いです。
まとめ
車を買うとなったら、どこからどのように購入するか、購入費用だけではなく、車にまつわる維持費なども予算に入れることが必要なこと、お分かりいただけましたでしょうか?
駐車スペースがなければ、駐車場代も計上することをお忘れなく! 車種やメーカーから幅広く選べるのが車の世界、ぜひ予算に見合ったすてきな車を見つけてください。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部