更新日: 2022.06.11 子育て
「子どもの日焼け」対策をしている保護者は何割? 使い始めの時期や金額は?
今回は、子どもの日焼けに対する保護者の意識や、日焼け対策の内容について紹介します。子どもの日焼け対策の参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
日焼け止め使用率は65%!子どもに日焼け対策をしている保護者の割合
株式会社ハーバー研究所が30代から40代の方を対象に、子どもの紫外線対策について調査したところ、10歳以下の子どもに日焼け対策をしている割合は全体の65%でした。このことから、保護者の多くが子どもの肌と紫外線対策に強い関心を示していることが分かります。
日焼け止めを使い始める時期はいつから?日焼け止めの金額はどのくらい?
紫外線は一年中降り注いでいるので、いつから紫外線対策を始めるべきか悩む保護者も多いでしょう。日焼け止めを使い始める時期は、男女間で差が出ます。
総合マーケティング支援を行っている株式会社ネオマーケティングが15歳以上を対象に調査したところ、通年で日焼け止めを使用している女性の割合は全体の半数近く、紫外線が強くなり始める5月までに8割が使い始めます。一方で、男性は日焼け止めを通年で使用する割合は3割弱、5月までに使い始める割合も6割強という結果です。
子どもの使い始めも保護者に合わせるという選択もありますが、子どもの肌はデリケートなので、紫外線が強くなり始める4月下旬から9月頃まで日焼け止めを使うのが望ましいでしょう。また、曇りの日でも紫外線は降り注いでいるので、天候に関係なく紫外線対策が必要です。
毎日使うものだからこそ、コストも気になります。日焼け止めの価格に関する調査結果によると、500円から1000円の日焼け止めを使っている人が全体の半数近く、1000円から2000円の日焼け止めを使っている人は全体の4分の1です。この結果から、手頃な価格のものを使う方が多いことが分かります。
子どもに適した日焼け止めの選び方と使い方のポイント
時期によっては日焼け止めを毎日使用するので、子どもの肌に負担が少なくつけ心地のよいものを選ぶことが大切です。ベタつきのある日焼け止めを使うと、塗った後に子どもが嫌がることが多いので、ミルクやローションのようなサラっとした感触のものがおすすめです。
日焼け止めに配合されている成分や機能によっては、子どもの肌に負担となります。デリケートな赤ちゃんや子どもの肌向けに作られた低刺激のもの、石鹸やお湯で洗い流せるものが適しています。
日焼け止めを塗ったときに塗り忘れやムラが起こらないように、塗り方にも注意が必要です。顔回りを塗るときは顔の中心から外側に向かって優しくなじませながら、日焼け止めが子どもの目に入らないように丁寧に塗りましょう。体に塗るときは、塗り忘れが多い手や足の甲まで含めて全身にまんべんなく塗ることです。
日焼け止めは、時間の経過や汗と共に落ちてくるので、2~3時間おきにこまめに塗り直しましょう。日焼け止めと併せて、帽子や肌の露出が少ない服などを使うとより効果的な紫外線対策ができます。
適切な紫外線対策でデリケートな子どもの肌を守ろう
昔と比べて降り注ぐ紫外線の量が増えていると言われていることから、紫外線による子どもの肌や目への影響が心配されます。デリケートな子どもの肌を守るためにも、紫外線が強い5月から9月を中心に日焼け対策が必要です。
低刺激で石鹸やお湯で洗い流せるものは、子どもの肌に負担が少なく安心して使えます。併せて帽子や洋服も上手に活用し、子どもの肌を紫外線から保護しましょう。
出典
株式会社ハーバー研究所 ~子どもの紫外線対策についての調査~ 10歳以下の子どもの日やけ止めを使用率は65% 子どもの日やけ止めで重視するのは「肌に負担がかからない」が85%
株式会社ネオマーケティング 全国の15歳以上の方に聞いた「男女の日焼け止め使用実態に関する調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部