更新日: 2022.06.29 暮らし

うちの子も、そろそろ塾に通わせた方がよい? 塾通いにかかる費用はどのくらい?

執筆者 : 黒澤佳子

うちの子も、そろそろ塾に通わせた方がよい? 塾通いにかかる費用はどのくらい?
入学・進級した子どもたちは、だいぶ新生活に慣れてきたころでしょう。そろそろ塾に通わせた方がよいのか悩んでいる方もいらっしゃると思います。
 
そこで、子どもが塾に通うとどのくらい費用がかかるのか、目安となる統計をみてみましょう。
 
黒澤佳子

執筆者:黒澤佳子(くろさわよしこ)

CFP(R)認定者、中小企業診断士

システム監査技術者、不正検査士(CFE)
アットハーモニーマネジメントオフィス代表
栃木県出身。横浜国立大学卒業後、銀行、IT企業、監査法人を経て独立。個別相談、セミナー講師、本やコラムの執筆等を行う。
毎日小学生と高校生の子育てに七転八倒しながら、明日の子供たちが希望を持って暮らせる社会の実現を願い、金融経済教育に取り組んでいる。
また女性が自分らしく希望を持って生きられるよう、女性起業家支援を中心に経営サポートを行っている。
大学では会計、マーケティング、経営、経済等のビジネスの基本科目の講義を担当。
https://www.atharmony-office.jp/

塾に通うと、どれくらいの費用がかかるの?

文部科学省の「平成30年度子どもの学習費調査」によると、学習塾費は、公立小学校13.6万円、私立小学校33.7万円、公立中学校29.3万円、私立中学校25.4万円、公立高等学校28.3万円、私立高等学校33.8万円です。
 


 
学習費総額は、公立に通うか私立に通うかで大きな違いがありますが、学習塾にかかる費用は顕著な差があるわけではありません。というのも、塾にかかる費用は、今後どのような進路を希望するかで変わるからです。
 
公立に進んだ場合は、高校受験や大学受験があります。私立に進学したとしても、それが大学までエスカレーター式なのかそうではないのかによって、受験が必要になります。
 
受験の「重さ」が関係することもあります。一般入試なのか推薦入試なのか、内部入試なのか外部入試なのか、さらには学力差がある学校を目指すのか、このままの学力で入れそうな学校なのかによって、いつから塾に通い始めたらよいか、どんな塾に通うのかが変わってくるでしょう。
 
高1から全科目の塾通いをするのか、高3の夏から苦手科目だけ塾に通うのか、では費用に大きな差が生まれます。また、図表1の統計結果からみると、私立に通っていても、塾の費用が公立以上にかかる場合もあり、「私立に進学したから塾は不要」とはいえないようです。
 
私立でも外部受験をする場合もありますし、「家計に余裕がある世帯が、教育費をかける傾向」という家計の経済状況と教育費の関係も、影響するのかもしれません。こう考えると、いつどのように受験して進学したらよいのか、悩ましいものです。
 

進路によって分かれる教育費、プランを考えてみよう

大学受験のための学習費、いわゆる塾代・予備校代は幅があり、年間50~100万円、コースによってはそれ以上にもなります。ただし、大学受験がなければこれらの費用はかかりません。
 
例えば大学付属校は、授業料等が高い傾向にあるものの、受験費用がいらないというメリットはあります。年代別の教育費用のトータルは図表2のとおりです。
 
すべて公立だと大学までで784万円、大学まですべて私立の場合は2291万円、小学校は公立でその後は私立の場合は1525万円です。
 


 
教育費はトータルすると非常に大きな額になりますが、必要な時期は分散するものです。
 
どのような進路プランで、いつ受験をするのかを考えて、教育費があまりかからない時期には資金作りをしておくようにしましょう。
 

出典

文部科学省 平成30年度子供の学習費調査の結果について
文部科学省 私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果
 
執筆者:黒澤佳子
CFP(R)認定者、中小企業診断士

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