更新日: 2022.07.05 暮らし

サブスクは節約になる? 上手な利用方法と注意すべきチェックポイントは?

サブスクは節約になる? 上手な利用方法と注意すべきチェックポイントは?
節約のためにサブスクリプションサービスへの加入を検討している、または、すでにサブスクリプションを利用している方は多いのではないでしょうか。
 
定額の支払いで継続してサービスを提供してもらえるサブスクリプションを上手に活用すれば、家計の節約にも一役買ってくれます。しかし、サブスクリプションを利用する際の注意点を知っておかなければ、逆に損をしてしまうことにもつながってしまいます。
 
本記事では、サブスクリプションの上手な利用方法や、利用時の注意点を解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

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サブスクリプションとは? 定額使い放題で頻繁に使うサービスを節約しよう

 
サブスクリプションサービスとは、月額(または年額、週払い)などで定額の利用料金を支払うことにより、商品やサービスの提供を受けられるサービスのことを指します。
 
サブスクリプションサービスには、無制限での利用が可能なサービスと一定条件下での利用が可能なサービスがあります。具体的には、主に以下のようなサービスがサブスクリプションサービスとして提供されています。
 

●動画定額配信サービス
●音楽定額配信サービス
●電子書籍・雑誌・コミック定額配信サービス
●ファッション定額利用サービス
●家具・インテリア定額利用サービス
●定額通信サービス(プロバイダー、携帯電話 等)

 
例えば、月額900円の動画のサブスクリプションサービスで、1本当たりの動画の単価が200円とすると、毎月5本以上の作品を見る人なら節約につながることになります。
 

サブスクリプションサービスをより上手に使うためには?

 
サブスクリプションサービスを上手に活用して節約につなげたい場合、加入しているサービスの元が取れているかを定期的に見直す必要があります。
 
サブスクリプションサービスは月額制で自動更新というケースが多く、一度加入したらすべての方が継続して使い続けているとはかぎりません。あまり利用していないサービスに課金だけを継続しているケースもあるため、定期的に見直しして無駄なサブスクリプションサービスは退会しておくようにしましょう。
 

みんなはサブスクリプションサービスをどれくらい利用している?

 
動画の定額配信や音楽配信などの代表的なサービスに加え、近年ではお花や食品など、さまざまなサブスクリプションサービスが提供されています。節約上手な方はサブスクリプションサービスをうまく活用している印象がありますが、実際にどのようにサービスを利用しているのでしょうか。
 
ここでは、サブスクリプションサービスの市場規模や利用している種類などをご紹介します。
 

サブスクリプションサービスの市場規模

株式会社矢野経済研究所による「サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2022年)」では、2021年度のサブスクリプションサービスの国内市場規模は9615億円を超えており、2024年度には1兆2422億円を超える市場規模に成長すると試算されています。
 
【図表1】

2020年度 約8692億円
2021年度 約9615億円
2022年度予測 約1兆524億円
2023年度予測 約1兆1483億円
2024年度予測 約1兆2422億円

出典:株式会社矢野経済研究所 サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2022年)
 
なお、市場規模の金額は、消費者の支払金額をベースに算出されています。
 

利用したサブスクリプションサービスの種類

 
消費者庁が公表しているアンケート調査によると、20代以上の男女で「サブスクリプションサービスを利用したことがある」と回答した520人に、「利用しているサブスクリプションサービスの種類」を質問したところ、回答は図表2のようになりました。
 
【図表2】

動画定額配信サービス 79.2%
音楽定額配信サービス 44.8%
電子書籍・雑誌・
コミック定額配信サービス
28.3%
ソフトウエア定額利用サービス 15.4%
ゲーム定額配信サービス 11.2%

出典:消費者庁 サブスクリプション・サービスの動向整理
 
1位は動画定額配信サービス、2位は音楽定額配信サービスと代表的なデジタル品サービスが続いており、近年話題になっている花や食品のサブスクリプションなど非デジタル品サービスのシェアはまだ低いようです。
 

月間のサブスクリプションサービスの支払金額

続いて、同アンケートによる、1ヶ月あたりのサブスクリプションサービスの支払金額を質問した結果が図表3です。
 
【図表3】

無料(お試し期間等) 7.7%
1000円以下 43.3%
2000円以下 22.5%
3000円以下 10.6%
4000円以下 6.7%
5000円以下 2.9%
1万円以下 4.4%
1万円超 1.9%

出典:消費者庁 サブスクリプション・サービスの動向整理
 
月間、1000円以下の利用者が約半数を占めており、お試し期間などの無料期間のみでの利用者も7.7%いるということが分かります。
 

サブスクリプションサービス利用時の注意点

 
サブスクリプションサービスは、上手に活用すれば家計の節約にもつながる便利なサービスですが、比較的新しくできたサービスのため、トラブルの事例も少なくありません。特に、解約方法や課金の方法については注意が必要です。
 
ここでは、国民生活センターに消費者から寄せられた相談事例のなかから、サブスクリプションサービスを利用する際の注意点を解説します。
 

パスワードを忘れないように管理する

 
サブスクリプションサービスに加入していても、パスワードを忘れてしまってはサービスを利用できません。
 
パスワードの再発行には登録時のメールアドレスが必要なサービスが多くなっています。メールアドレスが変更になった場合には、忘れずにサブスクリプションサービスのマイページ情報などを更新しておくようにしましょう。
 

解約方法を確認する

 
サブスクリプションサービスの解約方法は分かりにくいことが多く、いざ不要になったから解約しようと思っても解約方法が分からず、そのまま放置してしまっている方も少なくないでしょう。
 
そのなかには、スマートフォンで登録した場合はパソコンでの解約ができないなど、登録したデバイスでのみ解約できるサービスもあります。加入する前に解約方法を確認しておけば、後になって解約をする際にもスムーズです。
 

自動更新の条件を確認する

 
サブスクリプションサービスの場合、自動更新で契約が継続することが多く、サービスを利用していないのに月額(または年額・週払いなど)料金を支払い続けている方も少なくないでしょう。
 
無料期間付きのサービスの場合も、無料期間中に解約しておかなければ自動更新で料金が発生するケースがあるため、自動更新の条件を確認しておくようにしましょう。
      

定期的に使うサービスはサブスクで節約になることも! 定期的な見直しは必須

 
月額などの定額料金でサービスの提供を受けられるサブスクリプションサービスは、頻繁に使う場合、家計の節約になるお得なサービスです。
 
しかし、サブスクリプションサービスは自動更新で請求が発生するため、少額のサービスほど、毎月気付かずに料金の支払いだけを続けているケースは少なくありません。サブスクリプションサービスを上手に活用するためには、自動更新の条件を定期的に見直しましょう。

 

出典

消費者庁 サブスクリプション・サービスの動向整理
株式会社矢野経済研究所 サブスクリプションサービス市場に関する調査を実施(2022年)

独立行政法人国民生活センター ネット上でサブスクリプションサービスのトラブルを避けるには

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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