更新日: 2022.07.06 その他暮らし
決済代行サービスはどんなときに利用すると便利なの?
本記事では、決済代行サービスとは何か、利用するメリットを解説します。サービスを提供する側にとっては、顧客数を増やすために知っておきたい知識です。特に、オンラインショップの立ち上げを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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決済代行サービスとは
決済代行サービスとは、クレジットカード決済やキャリア決済など多くの種類の決済を、1つのシステムでまとめて導入できるサービスです。
例えば、クレジットカード1つをとっても、VisaやJCBなど多くのブランドがあります。個々の決済会社と個別に契約して決済サービスを導入するのには、手間がかかります。また、決済会社ごとに締め日などが異なるため、管理がとても大変です。
そこで、この決済代行サービスを導入すれば一括の契約となるので、多くのメリットを得られるでしょう。
決済代行サービスのメリット
決済代行サービスを導入すれば、ネットショップなど経営者側にとってどのようなメリットが得られるのでしょうか。
この項では、次に挙げる3つのメリットについて、内容を詳しく紹介します。
・事務作業の効率化
・コスト削減
・お金の一元管理
以下でメリットをよく確認して、決済代行サービスを導入する場合と各決済を自社でする場合を比較してみてください。
事務作業の効率化ができる
決済代行サービスを利用せずに各決済を自社で導入する場合、決済会社と個別に契約します。導入までの審査手続きや契約条件の確認など、すべて1社ごとに対応しなくてはいけないため、とても手間がかかります。また、契約更新のタイミングも決済会社ごとに異なるため、時期を間違えずに管理しなくてはいけません。
しかし、決済代行サービスを利用すれば、決済代行会社が契約手続きや審査、導入までしっかりとサポートしてくれます。契約更新も代行会社が行ってくれるので、事務作業の効率化が図れるでしょう。
コスト削減になる
個別契約だと、決済会社ごとに契約やシステム構築をしなくてはいけません。システム開発には多くのコストや人員がかかります。導入する決済会社の数が増えれば、それぞれに合わせたシステム開発が必要になり、そこで予算が足りなければ決済手段の数が限られてしまいます。
その結果、ショップを利用するユーザーから決済手段が少ないと利用を敬遠され、売上も上がりにくくなるでしょう。
決済代行サービスでは、新しい決済会社と契約をする際も、決済代行会社が手続きをすべて行ってくれます。決済会社ごとにシステムを開発するよりも、コストがかからず、手間もかからないのが大きなメリットです。
お金の一元管理ができる
個別契約では、決済会社ごとに売上や入金の管理が必要で、チェックをするのに手間がかかります。取り扱っている決済会社が多ければ、資金管理がしづらく、売上がいつ入るのかもバラバラなので把握するのがとても大変です。
決済代行サービスなら、毎月の入金が一本化されるので、多くの決済会社を導入していても、データをまとめて処理できます。毎月決められた日に入金するので、手元の資金確保もしやすくなるでしょう。
これは、経理作業の手間が軽減されて、人件費のコスト削減も可能です。
決済代行サービスは利用するメリットが多い
決済代行サービスは、決済会社ごとに契約をする必要もないため、システム構築や入金・売上なども一元管理ができます。決済会社ごとの個別契約だと、オンラインショップの決済方法を豊富にするほど、それだけ手間や管理も大変になるでしょう。また、事務作業も効率化できるので、人件費も削減できて多くの人を雇わなくても済みます。
自分でオンラインショップなどを経営するとなると、限られた予算のなかで多くの準備が必要です。少しでもお金や事務作業などの手間を削減したい方は、ぜひ決済代行サービスを検討してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部