更新日: 2022.07.08 子育て

七五三の写真や衣装の予約はいつまでにする? かかる費用は合計でいくらくらい?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

七五三の写真や衣装の予約はいつまでにする? かかる費用は合計でいくらくらい?
子育て家庭の重要なイベントの1つ、七五三。子どものすこやかな成長を願うため、多くの家庭が神社に参拝し、晴れ姿を写真に収めます。
 
しかし、七五三の時期は写真スタジオが混むので、予約を早めにしなければならないと聞いたことがある人もいるかもしれません。
 
そこで本記事では、七五三の予約をするならいつまでがよいのかを解説します。あわせて、七五三にかかる費用についても説明します。
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七五三とは?

七五三は、子どもが3歳、5歳、7歳になった年の11月15日に神社を参拝し、子どもが健康に育つことを願う行事です。男女で祝う年が異なり、男の子は3歳と5歳で、女の子は3歳と7歳で、お祝いをします。
 
かつては、数え年齢で祝っていましたが、現代では満年齢で祝う家庭が増えているようです。しかし、早生まれの子どもは、満年齢だと同じ学年の友達と同時期に祝えなくなってしまうため、数え年齢で祝うことが多いようです。
 
2022年に七五三を祝うのは、次の年に生まれた子どもたちです。

● 3歳:2019年生まれ(満年齢)、2020年生まれ(数え年齢)
● 5歳:2017年生まれ(満年齢)、2018年生まれ(数え年齢)
● 7歳:2015年生まれ(満年齢)、2016年生まれ(数え年齢)

 

早い人は七五三の年の春に予約

七五三の参拝は一般的には11月15日ですが、この日が平日である場合には、前後の土日祝日や、11月より前後1~2ヶ月ほどずらす人も多いようです。
 
着物は写真スタジオを予約する際に、一緒に貸してもらうことができますが、写真スタジオを利用しない場合は、着物レンタル店に頼むこともできます。
 
写真スタジオによると、着物のレンタルや撮影を写真スタジオで予約する場合、10月下旬から11月中旬までは混み合うため、早い人では、七五三を祝う年の春には予約を済ませているようです。
 
そのため、遅くとも夏休み前までには予約をしないと、希望する日に写真撮影ができない可能性があるといえるでしょう。
 
なお、神社の予約については予約が必要なところと必要ないところがあります。
 
祈とうをしてもらうためには予約が必要なことが多いですが、七五三のシーズンは混み合うため、予約なしでも受け付けている神社もあるようです。神社によっても異なるため、参拝を予定している神社に問い合わせておくとよいでしょう。
 

七五三にかかる費用相場は?

株式会社シュフーズが2022年6月に発表した七五三に関するアンケート調査(調査対象:過去3年間に七五三を実施した親188名)によると、七五三の撮影を写真スタジオに依頼した人は80.9%、家族や身内が撮影した人が15.4%で、多くの人が写真撮影を行っていることが分かりました。
 
また、写真スタジオで撮影をした人に、支払った費用を尋ねたところ、最も多かったのは10.9%の「2万5000円~3万円」でしたが、5万円以上支払ったという回答が全体の30%ほどにのぼりました。これは、撮影料金のほかに衣装のレンタル費用や、ヘアメイク費用が含まれているためとみられます。
 
ちなみに同調査によると、七五三のときに神社で祈とうをしてもらった人は64.9%、参拝のみを行った人は21.3%という結果に。さらに、神社で祈とうをしてもらう際に奉納した初穂料の金額については、最も多かった回答は「3000~5000円」で33.3%でしたが、7000円以下の回答が全体の70%近くを占めました。
 
このほか、食事会を行ったり、写真スタジオとは別の着物レンタル店や美容院を利用したりすると、その分の費用がかかります。ひと通りのお祝いをするとなると、七五三には5万円以上の費用がかかる可能性が高いといえるでしょう。
 

七五三の予約は春ごろが目安! 費用は5万円以上かかることも

七五三にかかる費用は家庭によって異なりますが、写真スタジオでの撮影や着物レンタル代、ヘアメイク代、そして神社への初穂料まで含めると、5万円以上かかることが多いようです。
 
七五三は多くの家庭が10月下旬から11月中旬に祝います。そのため、希望する日にお祝いをしたい場合には、七五三の年の春ごろには予約を考えるようにするとよいでしょう。
 

出典

株式会社シュフーズ 七五三の御祈祷料の初穂料や撮影料金に関して
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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