更新日: 2022.07.10 その他暮らし
【夏休みに車でお出かけ】ドライブレコーダーはみんな付けてるの? 費用はどのくらい? 取り付けは?
また、どれくらいの人がドライブレコーダーを付けているのか、気になっている人もいるでしょう。
本記事では、ドライブレコーダーの取り付けを検討している人に向けて、ドライブレコーダーの概要や装着率、取り付ける際にかかる費用などについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
ドライブレコーダーとは
ドライブレコーダーは車に取り付けて、運転しているときの前方や後方の道路状況を記録するカー用品です。事故が起きた際にも証拠として提出できることから、万が一のトラブルが起きたときにも、自分自身を守る役割を果たします。
ドライブレコーダーは、カメラ、マイク、センサー、モニターの有無、電源などから構成されています。さまざまな種類が展開されていますが、大まかに、一体型、別体型、ミラー型の3つに分けられます。
一体型はその名の通り、カメラやセンサー、モニターなどが一体になっているタイプで、取り付けが簡単である点が特徴です。
別体型は分離型とも呼ばれるタイプで、本体とカメラユニットが別になっています。カメラユニットが小型であるため、フロントガラスにつけても視界が悪くなりにくい点が特徴です。
ミラー型は、ルームミラーにかぶせるドライブレコーダーで、フロントガラスに取り付けた場合も視界が悪くならないことや、車内の見た目をほとんど変えることなく取り入れられる点が、メリットといえるでしょう。
また、ドライブレコーダーのカメラには、前方を撮影するフロントカメラのほかに、後方を撮影するリアカメラ、車内を撮影する車内カメラという3つの種類があります。どの部分を撮影したいかによって、取り付けるカメラが異なるため、事前によく検討することが大切です。
ドライブレコーダーのカメラの解像度はフルHD(200万画素)が主流ですが、それ以上の解像度であれば車のナンバープレートを映せるなど、より鮮明な撮影記録が残せます。取り付ける用途によって解像度も確認しましょう。
さらに、GPS機能が付いたものや、駐車中も周囲の記録を録画できる機能が付いたものなど、さまざまな機能が備わっているタイプもあります。どのような機能が必要かについても、しっかりと検討しましょう。
ドライブレコーダーの装着率
令和2年、国土交通省が公表したインターネットモニターアンケートの結果によると、910名のアンケート回答者のうち、車を所有している人の中で「ドライブレコーダーを搭載している」と答えた人は、53.8%という結果が出ています。
また、ドライブレコーダーを搭載する理由については、全年代で「交通事故の記録」と「あおり運転等危険な運転への対策」と回答した人が多数を占めています。
さらに、実際にドライブレコーダーの記録を活用したことがあると回答した人に対して、どのように活用したかを尋ねると、「自分自身が交通事故に遭った際に」という回答が全年代で1位となっています。
ドライブレコーダーの取り付けにかかる費用
ドライブレコーダーは、通販サイトや家電量販店でも手に入るため、そこで購入して自分で取り付けることも可能です。
ドライブレコーダーは種類が多い上、性能や機能によって金額が変わります。安価な機種では数千円から販売されているものもあり、高性能な機種になると数万円ほどかかる場合もあるでしょう。
なお、ドライブレコーダーを自分で取り付ける以外にも、取り付け位置のミスや配線トラブルなどを防ぐために、カー用品店や整備工場、カーディーラーなどのプロフェッショナルに依頼する方法もあります。
購入した店舗で取り付けを依頼する場合は、ドライブレコーダーのタイプや車種によって、3000~1万5000円程度の工賃がかかるでしょう。 具体的な金額は取り付けるお店によっても異なります。
また、持ち込みで取り付けてもらう場合は、店舗購入での工賃の2倍以上など、費用が割高になる点に注意が必要です。
万が一のためにドライブレコーダーを取り付けよう
ドライブレコーダーを取り付ければ、事故が起きたときに自分自身を守ることにもつながります。安価なものから高価なものまでさまざまな種類がありますが、それぞれ解像度や性能などが異なるため、目的に適したタイプを選ぶことが大切です。
また、自分で取り付けることもできますが、取り付けや配線などのトラブルが心配な場合や、配線を隠して社内を美しく見せたい場合などは、カー用品店などのプロフェッショナルに依頼するとよいでしょう。
出典
国土交通省 国土交通行政インターネットモニターアンケート「自動車用の映像記録型 ドライブレコーダー装置について 」(令和2年12月)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部