更新日: 2022.07.15 家具・片付け

掃除のプロに頼んだことがある、頼みたい人は3割。掃除で工夫しているのはどんな点?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

掃除のプロに頼んだことがある、頼みたい人は3割。掃除で工夫しているのはどんな点?
育児をしたり仕事をしたりしていると、掃除が面倒ですよね。
 
台所の片付けや洗濯はやらざるを得ないけれど、掃除は一日二日しなくても致命的ではないため、ついついサボってしまいがちになるという人もいるでしょう。
 
みんなは毎日掃除してピカピカにしているのでしょうか。油汚れのひどいところや、これからの季節必要になるエアコンはどうしているのでしょうか。
 
株式会社主婦の友社は「主婦の掃除事情」についての調査結果を発表しましたので、結果を見ていきましょう(※1)。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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掃除したくてもなかなかできないのは「エアコン」

まず、気になっているけどなかなかできていない、掃除したいところがあるかと聞いたところ、92%が「ある」と回答しました。掃除したいものの、なかなかできないものでは「エアコン」が多く挙がりました。
 
使用するシーズンの始まりにはエアコンのフィルターを掃除するとは思いますが、エアコンの内部のクリーニングまではしていないという人が多いのではないでしょうか。エアコンのクリーニングをしたいと思っても、基本はプロに頼まないといけないため、つい二の足を踏んでしまいがちです。
 
また、油汚れがこびりついている「換気扇」や、かび取りやぬめり取りが面倒な「お風呂場」のほか、「窓、網戸」「押し入れ、クローゼット」などが後回しになっているようです。
 

掃除のプロに頼んだことがある、頼みたい人は3割

掃除のプロに頼んだことや、頼もうと考えたことがある人は34.4%で、それほど多くはないようです。総務省統計局家計調査によると、2021年のハウスクリーニングを含む「家事代行業」への平均支出金額は1054円でした(※2)。
 
年代別に見ると、年齢が高いほどハウスクリーニングを利用しており、29歳以下は0円、30代は191円であるのに対し、60代は1444円、70代以上が1559円となっています。
 
掃除のプロに依頼する理由を尋ねると、「細かいところまできれいに仕上げてくれるから」が56.4%、「自分でやるのが面倒だし、できないから」が34.5%で、この二つで9割を占めました。
 
また、 掃除のプロに頼む場合の予算を聞いたところ、最も多い回答は「1万円」が63.6%、「3万円」が32.7%、「5万円」が7.3%となりました。1〜3万円なら頼んでもいいという人が多いようです。
 
エアコンクリーニングなど自分では難しい掃除をしてもらえることや、空いた時間を自分のための時間に回せることを考えれば、ハウスクリーニングを頼むのも有意義ですよね。
 
一方で、プロのお掃除を利用したくない理由を聞いたところ、「お金がかかる」が多く挙げられ、やろうと思えば自分で掃除できるから、数万円も払いたくないという人が多いようです。
 
また、「業者の方に家に入って欲しくない」という理由も挙げられました。知らない人が家に入るのに抵抗がある、汚れを見られるのが恥ずかしいという声も。
 

自分で掃除するときに工夫することとは?

それでは、プロに頼まなくても自分でうまく掃除をする際に工夫していることはあるのでしょうか。夏のにおいやかび対策で、おすすめのアイテムを聞いたところ、カビキラーやカビ防止スプレーを使っているという人が多く見られました。
 
また、100均のグッズをうまく活用している人もいるようで、カビ防止テープをゴムの部分に貼ったり、100均のセスキと重曹スプレーを使ってぬめり取りや赤かび除去をしたり、工夫しているようでした。
 
掃除を楽しくする工夫としては、スイーツやお菓子など、掃除後の「ご褒美」を用意したり、「好きな音楽を聴きながら」掃除したりなど、独自の方法で楽しく掃除しているようです。家族でゲーム感覚で掃除を楽しんでいるというコメントも寄せられました。
 
また、汚れがたまると後々大変なため、トイレや浴室は使った後に拭き取る、気が付いた人が掃除をするなど、掃除のルールを決めているという家庭もあるようです。他には、夫や子どもなど家族で協力して掃除するという声も多く挙げられました。
 
梅雨のシーズンは家にこもりがちです。家にいるときは、少しでも快適に過ごせるよう、家族みんなで大掃除をするのもいいでしょう。
 

出典

※1:株式会社主婦の友社【主婦の掃除事情をリサーチ】
※2:総務省統計局家計調査 2021年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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