更新日: 2022.07.28 暮らし

2人で年収800万円。同棲を始めたいのですが、適正家賃はどれくらいですか?

執筆者 : 柘植輝

2人で年収800万円。同棲を始めたいのですが、適正家賃はどれくらいですか?
同棲する際に悩むポイントの一つに、住む場所があります。家賃の上限を引き上げれば、理想に近い条件の家に住むことができますが、上を見たら切りがないのも事実です。
 
それでは、同棲における適正家賃とはどれくらいなのでしょうか。
 
2人合わせて年収800万円のカップルを例に、同棲する場合の家賃について考えていきます。
 
柘植輝

執筆者:柘植輝(つげ ひかる)

行政書士
 
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2級ファイナンシャルプランナー
大学在学中から行政書士、2級FP技能士、宅建士の資格を活かして活動を始める。
現在では行政書士・ファイナンシャルプランナーとして活躍する傍ら、フリーライターとして精力的に活動中。広範な知識をもとに市民法務から企業法務まで幅広く手掛ける。

手取りに占める家賃の割合の目安は?

「家賃は手取りの3割を目安に」といわれることがあります。しかし、収入にもよりますが手取りの3割を家賃に回してしまうと、他の支出分が圧迫されてしまったり、貯蓄など将来の備えに影響が出てしまったりすることも少なくありません。
 
特に最近では物価高も相まって、以前よりも食料品や光熱費など生活に必要な支出が増えていることから、手取りの3割を家賃にすると月々の負担が重くなるケースもあると考えられます。
 
同棲の場合、2人で家賃を出し合うことが多いと思います。現在の経済力を基準にギリギリの金額で家賃を設定していると、どちらか一方の収入が離職で途絶えたり、転職によって急激に減少したりした際に、家賃の支払いをどうするのか問題にもなり得ます。
 
そういった状況では、一時的に貯蓄でカバーするほか、一方が家賃を多めに負担するなどの対応が考えられます。ただし、状況が改善できない場合、家賃の支払いがきっかけで言い争いになったり、同棲の解消に発展したりするかもしれません。
 
このようなリスクを踏まえると、2人の手取り収入の合計の20%から25%程度が、同棲する場合の適正な家賃を考える上で一つの目安になります。
 

年収800万円のカップルの同棲で適正な家賃は?

年収にもよりますが、一般的に、年収に占める手取りの割合は7割から8割程度になります。2人合わせて年収800万円というカップルの場合、2人の手取り額は合計でおおよそ560万円(月額換算46万円程度)前後だと想定できるため、月々の家賃は9万3000円から11万6000円程度に収めておくことが理想といえます。
 
ただし、家で過ごすことが多いカップルや、利便性や快適性を求める場合は、年収800万円であれば家賃の上限を13万円程度まで増やしても問題なく生活できることもあるでしょう。
 

適正額の家賃で物件が見つからないときは?

収入に対して適正といえる家賃では物件が見つからないという場合、妥協できる条件について検討してください。
 
築年数や立地、間取りなど、数ある条件から優先順位をつけて、妥協できる範囲の中で候補を絞っていくと、適正額となる家賃の物件が見つかりやすくなります。
 

同棲では家賃負担のルールも考えておく

家賃の負担については後々、もめ事の原因となることもあります。そこで、同棲する前には家賃の適正額だけではなく、負担の割合を2人の間で決めておくことが大切です。
 
例えば、家賃の適正額を11万円と決めた場合、11万円を半分ずつ負担するのか、それとも収入に応じて負担の割合を変えるのかなど、あらかじめ家賃負担についてルールを決めておかないと、同棲後に家賃が問題となって争いが起きる可能性もあります。
 
また、もし一方の収入が下がってしまったとき、家賃の負担についてどういった対応をするのかなども事前に話し合っておいた方がいいでしょう。
 

家賃は2人の手取りの20%から25%を目安に


 
同棲をする場合の家賃は、2人の手取り額の合計の20%から25%程度を目安にしておくと、無理なく生活を始めることができます。
 
しかし、同棲する物件を決める際に何を重視するかは、カップルによってさまざまです。手取りから考える適正な家賃の金額だけでなく、その後の支払いの負担などについても十分に話し合って、納得のいく物件選びをしてください。
 
執筆者:柘植輝
行政書士

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