子どものマイナンバーカードは何歳から作れるの? マイナポイントは申請できる?
配信日: 2022.08.04
本記事では、子どものマイナンバーカードは何歳から作れるのか、また、大人との違い、子どものマイナポイントの申請方法についてまとめました。ぜひ、マイナンバーカードを申請する際の参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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マイナンバーカードは0歳から作れる
マイナンバーカードは、0歳の赤ちゃんから作成可能です。マイナンバーカード総合サイトでは、乳幼児のマイナンバーカードの顔写真を撮影する際のポイント(白い布団などに寝かせて撮る、白い布をかぶった人が抱いて撮るなど)も紹介されているため、申請時には参考にするとよいでしょう。
ただし、子どものマイナンバーカードを申請する場合、大人の申請とは異なる点があるため注意が必要です。
子どものマイナンバーカードを作るときの注意点
子どものマイナンバーカード申請で気を付けたい点は、主に次の2つです。
●保護者などの法定代理人が申請する
●マイナンバーカードの有効期限が短い
マイナンバーカードを作成する子どもが15歳未満の場合、本人は申請ができません。原則として法定代理人(保護者など)が申請する必要があります。
また、15歳未満の子どもは、マイナンバーカードの受け取りも本人だけではできないため注意しましょう。受け取りの際は、保護者など法定代理人の同行が必要です。なお、本人が未就学児の場合に限り、法定代理人のみの来所でも受け取りが可能です。
なお、子どもの本人確認には健康保険証のほか医療受給者証、母子健康手帳、学生証、学校名が入った書類などが利用できます。
マイナンバーカードの有効期限は通常10年です。しかし未成年者(令和4年3月31日までに交付申請済の場合は20歳未満、以降は18歳未満)の有効期限は5年と短く設定されています。更新サイクルが大人よりも短いため、手続きを忘れないように注意しましょう。更新手続きは有効期限の2~3ヶ月前に有効期限通知書が届き、有効期限の3ヶ月前から可能です。
子どももマイナポイントの申請が可能
子どものマイナンバーカードについても、第1弾、第2弾ともにマイナポイントの申請が可能です。子どもが15歳未満の場合は、マイナポイントの予約・申し込み手続きを保護者が代理で行えます。また、子どもが15歳以上でも、未成年者であればやむを得ない場合には保護者が手続き可能です。
また、マイナポイントを付与するキャッシュレス決済サービスは本人名義のものであることが原則です。しかし、未成年者のマイナポイントについては、保護者などの名義の決済サービスで申し込みできます。
ただし、複数人のマイナポイントの、同一決済サービスへの付与はできません。そのため、子どものマイナポイントの受け取りには、親のマイナポイントを受け取ったのとは別の決済サービスを利用する必要があります。
なお、マイナポイントの第2弾の付与条件である公金受取口座に登録する口座は、子ども本人名義のものが必要となるため注意が必要です。
子どももマイナンバーカードを作ってマイナポイントをもらえる!
子どものマイナンバーカードは0歳から申請できます。子どもが15歳未満の場合は、法定代理人が代わりに申請する必要があるため、親御さんが手続きしましょう。また、受け取りの際には法定代理人の同行が必要です。子どもが未就学児の場合は、法定代理人のみの来所で受け取れます。子どものマイナンバーカードは大人よりも期限が短いため、更新手続きにも注意が必要です。
子どものマイナンバーカードを作ったら、マイナポイントの申請もできます。子どものマイナポイントは法定代理人名義のキャッシュレス決済サービスに付与できますが、原則として本人同席のもとで手続きする必要があります。
マイナンバーカードやマイナポイントの申請には手間がかかるものの、ポイントがもらえてお得です。これを機会に、ぜひ子どもの分も申請しましょう。
出典
マイナンバーカード総合サイト よくあるご質問
マイナンバーカード総合サイト
総務省 マイナンバーカードでマイナポイント Q 子どものマイナポイントの予約・申込は親などが代理で操作して良いか。
総務省 マイナンバーカードでマイナポイント Q 子どものマイナポイントは誰の決済サービスで申し込めば良いか。
マイナポータル Q 子供の公金受取口座として親名義の預貯金口座を登録できないのでしょうか。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部