更新日: 2022.09.27 その他暮らし

推し活をしている10~20代は8割!推し活は経済を回してる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

推し活をしている10~20代は8割!推し活は経済を回してる?
近頃、「推し活」という言葉を耳にする機会が増えているかもしれません。株式会社SHIBUYA109エンタテイメントが15~24歳のZ世代を対象に実施した「Z世代のヲタ活に関する意識調査」によると、82.1%が「推しがいる」と回答しています。
 
このように、若年層の多くが推し活をしている今、みんなは何を推しているのか、どんなことをしているのか、推し活にいくらかけているのかなどを解説していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

日本の男性アイドル推しが一番多い?

株式会社JOSOLABが実施した、「推し活」に関する調査によると、推しがいる人が最も多いのは「日本の男性アイドル」が44.3%という結果に。次いで「日本のアーティスト・バンド」(20.0%)、「日本の女性アイドル」「二次元のキャラクター」(15.8%)、K-POPや洋楽など、「海外の男性アイドル」のほか、「YouTuber・Vtuber」(15.1%)が続きました。
 
どのような推し活をしているのか尋ねると、YouTubeなどで「推しの映像を観る」(66.9%)、「グッズを買う」(64.0%)、「推しの情報を集める」(59.5%)、「ライブ・舞台・イベントなどの現場参加」(59.2%)が上位を占めました。
 

1ヶ月の推し活代は5000円未満が多いが、推しのためならいくらでも積む人も

無料の映像を観るだけであればお金はかかりませんが、ライブに行ったり、グッズやCDを買ったりすると、結構なお金がかかりますよね。そこで、1ヶ月の推し活(推し事)代を聞いたところ、「5000円未満」が43.4%で最も多く、「5000円~1万円未満」(21.7%)、「1万円~2万円未満」(15.4%)で、2万円未満が80.5%と、8割近くを占めました。少数ですが、1ヶ月に数万円~数十万円を使用している人もいました。
 
アイドルのCDは何形態もある場合があるほか、握手会やオンライントーク会の抽選などを目的に、1人で何枚もCDを積むこともあります。また、地方にライブの遠征に行くと、交通費や宿泊代で多額のお金がかかりそうです。
 
特にお金をかけていることは、「公式のグッズ」(32.2%)、「CD/DVD・Blu-ray」(25.2%)、「チケット」(18.6%)のほか、「イベントなどに向けた自分への投資」(5.8%)、「推しが使っているもの、推しをイメージさせるグッズ」(5.6%)という回答も見られました。グッズを買うほか、推しに会うために、美容院に行ったり、服を買いに行ったりするようです。実際はライブに参加するだけで、推しに1対1で会えるわけではないですが、自分磨きをすると気分が盛り上がりますね。
 

推しグッズのほか、推しが出演したものや使っている物を買う人も

どのようなグッズが嬉しいと思うか聞いたところ、「推しのビジュアルが映っている物」(56.9%)、「実用的な物」(47.7%)のほか、「分かる人にだけわかるデザインの物」(36.3%)などが挙がりました。普段使いすることを考えれば、分かる人にだけわかるデザインの方が助かるかもしれませんね。
 
また、推しのイメージカラーの物など、推しに関連させてつい何かを買ってしまった経験がある人は「よくある」(38.6%)、「たまにある」(38.0%)合わせて76.6%にのぼります。ライブの時は推しのカラーでコーディネートする人もいるでしょう。また、推しがCMに出演している商品や推しが使っている物などを買った経験がある人も多いようです。
 
今は100均で推し活コーナーを見かけることもあり、推し活をしている人はかなり多い印象です。また、Z世代だけでなく幅広い年代で推し活をしている人がいます。高価なライブチケットがすぐに売り切れたり、1人でCDを何枚も買ったりなど、推しがいる人の消費活動は活発です。それらを踏まえると、推し活は経済を回していると言っても過言ではないでしょう。
 

出典

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント Z世代のヲタ活に関する意識調査(SHIBUYA109 lab.調べ)

株式会社JOSOLAB 「推し活」に関する調査(PR TIMES)

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集