【世界遺産】「姫路城」の修復にはいくらかかった?建設費はどのくらい?
その間に天守の建設や大改築が行われたことから、完成までには膨大な数の人手や資材が投入されたと考えられます。ところで、そんな姫路城の建設費は現代のお金に換算するといくらなのでしょうか。
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姫路城ってどんな城なの?
姫路城(兵庫県姫路市)は、1951年に国宝指定、1993年には法隆寺(奈良県)とともに世界文化遺産にも登録されている日本を代表する城の一つです。
瓦屋根から壁までが真っ白なため、別名「白鷺(はくろ、しらさぎ)城」とも呼ばれています。国内に数多い城の中でも天守が現存する12基のうち、高さ約31.5メートルの姫路城が最高です。
・姫路城の歴史の概要
姫路城の歴史は、赤松貞範が姫山に城を建設したのが始まりです。その後、豊臣秀吉によって3層の天守閣が築かれた姫路城は1601~08(慶長6~14)年、築城の名手・池田輝政(いけだてるまさ)の大改築によって近世城郭の姿へと変貌します。
昭和6年(1931)に「姫路城天守閣」として国宝に指定されるまで、600年近くにわたって戦災などに遭うことなく美しい姿をとどめてきた数少ない城です。
・2度の本格的な修復工事
国宝に指定されるまでは小規模な補修を繰り返してきた姫路城でしたが、昭和31年(1956)と平成21年(2009)に本格的な修復工事を行っています。「昭和の大修理」と呼ばれる1回目の修復では、天守閣を解体して補修するという大掛かりな工事でした。
工期に8年の歳月をかけた当修復の費用約5億円は、全額国費でまかなわれています。「平成の修理」と呼ばれる2回目の修復では、経年劣化が目立っていた大天守の補修が目的でした。
また、同時に耐震補強も施されています。工期は5年半で費用は約28億円。費用のうち約18億円は国が、約10億円は姫路市が負担(全国からの寄付を含む)しています。

