更新日: 2022.11.21 その他暮らし

約3人に1人がポイントの失効を経験! ポイ活の落とし穴と具体的な対策を紹介

約3人に1人がポイントの失効を経験! ポイ活の落とし穴と具体的な対策を紹介
株式会社プレミア・クロスバリューが2021年12月に行った調査(調査対象:18~79歳の男女でクレジットカードもしくはマイレージサービスの利用者1236人)では、約3人に1人がポイントの失効を経験しているということです。
 
クレジットカード利用者が失効したポイントの平均額は約2742円で、失効理由は、貯まっているのを忘れていたと回答した人が最も多い結果でした。
 
そこで今回は、せっかく貯めたポイントを失効せずに活用する方法について紹介します。ポイントを無駄にせず活用するために気を付けたいポイントについても解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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毎月の利用金額の確認と同時にポイント情報も確認する習慣を

キャッシュレス決済が普及し、最近では紙の利用明細が郵送で届くこともほとんどありません(一部有料サービスとして実施している会社もあります)。
 
クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済の利用状況は、自らWebで確認する方法が主流になりました。
 
ポイント失効を防ぐためには、毎月の利用明細を確認するときにポイント情報に関しても確認する習慣を付けましょう。キャッシュレス決済によっては、保有ポイントから優先して決済に利用できる設定ができます。
 
ポイント失効を防ぐためには、常に「ポイント優先」での決済を心がけ、ポイントが貯まるたびに使い切る方法がおすすめです。
 

毎月ポイント投資で使い切る方法もオススメ

キャッシュレス決済のなかでも、ポイント投資ができる会社が増えてきました。決済するたびに得られるポイントを、次の決済に使うのではなく、投資をして利益を期待するという仕組みです。
 
ポイントをポイントとして増やすポイント投資もあれば、1ポイントを1円として実際の投資商品へ投資できるサービスを提供している会社もあります。
 
その場合、獲得したポイントを自動的に投資へ充当する設定が可能です。現金での投資と併用する場合でも、ポイントから優先して積立投資をする設定にしておくと、毎月ポイントを使い切ることが可能です。
 
ポイント投資は、ポイント失効を防ぐ目的以外にもメリットがあります。これまで投資経験がない人でもスタートしやすいという点はポイント投資のメリットです。万が一、初めての投資で損失が出たとしても、ポイント投資であれば実際の現金資産には何の影響もありません。
 
これらのことから、投資初心者の人が初めて投資をする場合には、自身の資産を投じるのではなく、まずポイント投資するのがおすすめです。
 

ポイント失効期限は必ず確認!期限が年度単位の場合もある

ポイントの失効期限は、通常「獲得してから1年間」などの設定が多いです。しかし中には、「ポイント獲得した年の3月31日まで」「獲得した年の翌々年度末まで」など、イレギュラーなものもあります。
 
ポイントの失効期限は、キャッシュレス決済事業者ごとにさまざまです。自身が保有し貯めているポイントの場合は、どのような期限設定になっているのか、必ず確認しましょう。
 

ポイント管理に自信がない場合は有効期限がないポイントを選ぶ

どうしてもポイント管理に自信がない場合には、ポイント失効期限がないポイントを貯めるのもよいでしょう。ポイントの失効期限が設けられていないクレジットカードは、数は少ないですが存在します。
 
このほか、ポイント獲得から失効期限までの期間が比較的長いクレジットカードを選ぶのもおすすめです。せっかく獲得したポイントを無駄にしないためには、このような工夫で乗り切ることもできます。
 

まとめ

円安が続き、物価高の終焉もみえない昨今、日常的に貯まるポイントはお金と同様に貴重です。失効せずに使うためには、ポイントが還元された都度、使い切ることです。
 
使うタイミングを逃してしまいそうな場合には、ポイント投資に充当し、使いたいタイミングがきたら活用するというのもよいでしょう。
 
せっかくもらうポイントですので、少なくとも失効期限は定期的に確認するようにし、お金と同じく有効に活用していきましょう。
 

出典

株式会社プレミア・クロスバリュー クレジットカードポイントとマイルの利用状況に関する実態調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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