更新日: 2022.12.16 子育て

子どもにあげるお年玉、いくらぐらい? 子どもはお年玉の使い道、どうしてる?

子どもにあげるお年玉、いくらぐらい? 子どもはお年玉の使い道、どうしてる?
日本のお正月の恒例行事の1つである、子どもへのお年玉。実際にあげる立場になると、渡す金額に悩む人もいるのではないでしょうか。
 
また、自分の子どものお年玉の使い道が、一般的な子どもと比べて普通なのか、それとも異なるのかが気になる人もいるでしょう。
 
今回は、子どものお年玉の相場と使い道についてアンケート調査結果からみてみます。さらに都道府県でお年玉の出資額が多い県や少ない県もあわせて紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

お年玉の平均支出予定額は2万6206円

住信SBIネット銀行株式会社が、2020年12月に実施した「お年玉に関する意識調査2021」(調査対象:住信SBIネット銀行の個人顧客3211名)によると、お年玉の平均支出予定額は2万6206円となっています。これは、大人が子どもに渡すお年玉の総額です。
 
また、お年玉をあげる人数は「5人以上」が最も多いため、子ども一人あたりの金額は5000円前後が相場となるのではないかと考えられます。
 
しかし子どもといっても、未就学児と大学生とでは、使うお金も行動範囲もまったく異なります。当然ながら、お年玉の金額は学年や年齢ごとに違いが出てきます。
 
この点を踏まえて、お年玉の相場を確認してみましょう。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

学年ごとのお年玉の金額

同調査による、学年ごとにあげるお年玉のボリュームゾーンをみてみましょう。
 

●小学生未満の子ども…1000円以下
●小学生(1〜3年生)…1001〜3000円
●小学生(4〜6年生)…3001〜5000円
●中学生、高校生、大学生・専門学校生…5001〜1万円

 
年齢が上がるごとにお年玉は増額されるものの、中学生以降になると1万円以内に収める大人が多いことが分かります。
 

子どものお年玉の使い道は?

お年玉を受け取った子どもは、お年玉をどう使っているのでしょうか?
 
株式会社小学館が運営する子育てサイト「HugKum」が2022年1月に実施した調査(調査対象:「小学8年生」12・1月号の読者1000人)によると、最多だったのは「自分の口座に貯金する」。全体の35%を占めており、子どもの貯蓄への意識の高さがうかがえます。
 
次に多かったのは「親に預ける」で25%。3番目に多かったのは「欲しかったものを買う」で、全体の20%弱の割合でした。
 
ちなみに、前出の「お年玉に関する意識調査2021」によると、子どものお年玉を管理している親へのアンケートでは、最多の7割以上が「円普通預金」をしていると回答しています。
 
中には、子どもに渡したお年玉を預かって、投資信託や株などの投資に回している親もおり、その割合は2020年と比較すると2倍以上に増えています。
 
少なくとも親世代に関しては、投資意識が高まっていることもうかがえます。
 

全国で最もお年玉の出資額が多い都道府県は?

ウェザーニュースが2022年1月に実施した「2022年のお年玉による出費額の調査」(調査対象:スマホアプリ「ウェザーニュース」のユーザー7105名)では、お年玉の出資額の都道府県ランキングが発表されています。
 

【お年玉の出資額が最も多い都道府県】

1位 徳島県
2位 福井県
3位 鹿児島県
4位 長崎県
5位 沖縄県

 

【お年玉の出資額が最も少ない都道府県】

1位 岩手県
2位 長野県
3位 山梨県
4位 新潟県
5位 福島県

 
日本全体でみると、北日本や東日本と比べ、西日本や南日本でお年玉の出資額が多い傾向がみられます。
 

お年玉にも表れている日本人のお金への堅実さ

さまざまな調査をみると、お年玉の相場に関して、子ども1人あたりの金額は5000円程度で、お年玉の使い道は貯蓄へと回す傾向が高くなっています。
 
子ども自身もお年玉を自分の口座へと貯金する割合が最も多いため、日本人のお金への堅実さは子どものころから養われているといえそうです。
 
一方で、子どものお年玉を投資信託や株などへ回す親も多くなっており、投資や運用への意識の高まりもみてとれます。
 

出典

住信SBIネット銀行株式会社 お年玉に関する意識調査2021

株式会社小学館 HugKumなんでもランキング お年玉の使い道を小学生1000人に大調査! 3位は欲しいものを買う、2位は親に預ける、1位は…

株式会社ウェザーニュース 2022年お年玉出資額ランキング

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【PR】子どもの教育費はいくらかかるの?かんたん30秒でシミュレーション

ライターさん募集