更新日: 2023.03.05 その他暮らし

「セグウェイ」と「電動キックボード」のコスパの違いって? 公道を走れるのはどっち?

「セグウェイ」と「電動キックボード」のコスパの違いって? 公道を走れるのはどっち?
電気を動力として動くセグウェイや電動キックボードは、ガソリンを使用しない乗り物として注目を集めています。街中や観光地でも、セグウェイや電動キックボードに乗っている人を見かける機会も増えていますが、なかには違いがわからない人もいるのではないしょうか。
 
今回は、セグウェイと電動キックボードのメリットやデメリット、コスパの違いを詳しく紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

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セグウェイのメリットとデメリット


 
セグウェイのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
 

・メリット

セグウェイは羽田空港の警備で使用されるほど、実用的な自動立ち乗り二輪車で、狭い道や段差に強い点がメリットです。
 
動力はモーターで力強い走りが可能のため、デコボコ道でもスイスイ走行できます。操作面も独特で体重の移動で前進や停止をするため、自転車やバイクなどに比べて初心者でも乗りやすい傾向となっています。セグウェイの体験ツアーも開催されており習得は簡単かもしれません。
 

・デメリット

セグウェイのデメリットは、日本国内では原則として公道を走ることはできないということです。
 
一部、特別な許可を得て公道・一般道を走行する場合、セグウェイは「小型特殊自動車」に該当するため、普通自動車免許証または普通自動二輪免許証の携帯が必要となり、18歳以上でなければ乗ることはできません。価格が1台数十万円を超えるのも手を出しづらいポイントです。
 

電動キックボードのメリットとデメリット

電動キックボードのメリットとデメリットをそれぞれ紹介していきます。
 

・メリット

大きな強みは、原動機付自転車として公道利用が可能な点です。原付免許や普通自動車免許を持っている人なら誰でも運転ができます。
 
金額は3万~30万円程度と幅広く、最高時速が45kmを超える車種もあるほどです。また、動力が電気なのでガソリンが不要のため、自動車や原動機付自転車に比べて維持費(1度の充電で約11円程度)が安いのもメリットとなります。
 

・デメリット

電動キックボードは保安部品が装備されているため、走行するには免許が必要な点はデメリットです。
 
免許取得や自賠責保険の加入などの初期費用が発生するのも特徴で、車両だけの費用ではすみません。また、車道を走る速度がバイクや自動車と比べ遅い点などは危険といえるでしょう。
 

セグウェイと電動キックボードのコスパの違いって?

セグウェイと電動キックボードを比較すると、価格や実用性に大きな違いがあります。まず、価格はセグウェイよりも電動キックボードの方が安く手に入りやすいです。免許に関しても、電動キックボードは原動機付自転車の免許で乗れるため、16歳以上ならば取得が可能と難易度が低いのも大きな違いとなります。
 
また、基本的にセグウェイは公道を走れません。電動キックボードに比べて走行できる場所が限られてしまうため、総合的にコスパを比較するとセグウェイよりも電動キックボードの方が優れているといえます。ただし、観光や警備など目的によってはセグウェイの方が優れていることもあるので、利用用途に合わせて必要な乗り物を検討することが大切です。
 

コスパを重視するならセグウェイよりも電動キックボードがおすすめ

セグウェイと電動キックボードを比較した結果、実用性に優れているのは電動キックボードでした。しかし、デコボコ道や羽田空港などの特定の場所ではセグウェイも利用しやすい乗り物といえます。
 
ただ、コスパ面を比較するとセグウェイに比べて、電動キックボードの方が価格や初期費用などが安いのも事実です。セグウェイや電動キックボードの購入を検討している人は、コスパの違いを理解した上で自分に合った物を購入してみてはいかがでしょうか。
 

出典

警視庁 電動キックボードについて
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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