更新日: 2023.03.24 その他暮らし
節約しながら楽しむ「家庭菜園」|3月に植える野菜おすすめ3選
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
「家庭菜園」で節約するコツ
家庭菜園で節約するには、簡単に育てられる野菜を少量から植え始めるようにしましょう。
たくさんの野菜を育てようと場所を広く利用して家庭菜園を始めると、肥料や道具などの購入で初期費用が多くかかってしまいます。また、育てるのがむずかしい野菜を選んでしまうと継続して栽培しにくくなり、食費節約に至る前に育てられなくなる可能性が高いからです。
食費の節約を目的として家庭菜園を始めるのであれば、場所を取らないプランターを使用した家庭菜園から少しずつ始めるといいでしょう。
「家庭菜園」で3月に植えるべき野菜3選
ここからは、家庭菜園で3月に植えるべき野菜を3つご紹介します。
3月に植える野菜は、春から夏に収穫できる野菜から選びます。春に向けて昼間の気温が上がってくる3月ですが、朝晩の冷え込みは続いているため、気温の変化に強い野菜を選ぶことが必要です。
ご紹介する野菜はプランターを使って手軽に植えられるので、初心者でも始めやすいのではないでしょうか。
水菜
水菜は、標準サイズの鉢で育てられ、早ければ1ヶ月ほどで収穫できます。生のまま食べられるので、料理が苦手な方にもおすすめの野菜です。
図表1
収穫時期 | 4~5月 |
プランターのサイズ | 標準サイズ |
おすすめポイント | ・発芽まで約1週間という短い期間での収穫が可能 ・株元を少し残して収穫すれば、複数回の収穫を楽しめる ・真冬や真夏でなければ簡単に育てられる |
注意ポイント | ・乾燥に弱いので、水やりをこまめにする必要がある ・追肥をしすぎると葉が堅くなり苦みが増してしまうので、茎葉が育ったころに1回だけ行う |
※筆者作成
カブ
管理の手間が少ないカブは、家庭菜園初心者が育てるのにぴったりの野菜です。プランターで育てる場合は、小カブを栽培することになります。品種もいろいろあるので、好みのカブを選んで栽培してみましょう。
図表2
収穫時期 | 4~5月 |
プランターのサイズ | 標準サイズ |
おすすめポイント | ・管理の手間が少なく育てやすい ・順調にいけば発芽まで2~3日 |
注意ポイント | ・プランターの底に水がたまるくらいたっぷりと水をあげないと発芽しない場合がある ・ベストな収穫時期を逃すと、根が割れて中身がスカスカになってしまう |
※筆者作成
ニンジン
少し難易度の高い野菜を育てたい場合は、ニンジンを育てるのがおすすめです。芽が出るまでがむずかしいといわれているニンジンは、水切れすると育たなくなります。
ただし、水をあげすぎても悪くなるので、そのさじ加減がむずかしさの理由です。逆に、芽が出ればほぼ成功なので、管理がしっかりできる方なら挑戦してみるのもいいでしょう。
図表3
収穫時期 | 7~8月 |
プランターのサイズ | 標準サイズか深型プランター |
おすすめポイント | ・耐寒性があるので、夜間の寒さも心配いらない ・芽が出てしまえば、栽培は簡単 |
注意ポイント | ・茎が伸びて花が咲いてしまうと、実がスカスカになってしまう ・暑さに弱いので、直射日光をさけて栽培する ・水はけのいい土壌にし、水をあげすぎないようにする |
※筆者作成
「家庭菜園」で節約を楽しもう!
家庭菜園は、簡単に育てられる野菜を選べば、初期費用をほとんどかけずに野菜を収穫できます。節約重視の方は、短期間で芽が出て複数回の収穫ができる野菜を選ぶといいでしょう。
たくさん育てて収穫量を増やそうとすると、逆に初期費用が多くかかってしまいます。最初は自分に合った規模の家庭菜園から始めてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部