更新日: 2023.03.25 その他暮らし

美味しいだけじゃない!安くて美味しい「旬の食材」~春が旬のおすすめレシピ~

美味しいだけじゃない!安くて美味しい「旬の食材」~春が旬のおすすめレシピ~
生育条件がそろった環境で育った旬の食材は、おいしくて栄養分が最も高い状態です。
 
旬の食材には、季節ごとに必要な栄養や効能があります。例えば、大根やごぼうなどの冬野菜には、体を温める効果があるといわれています。また、旬の食材は流通が多くなるため価格が下がるのが魅力です。
 
とはいえ、2022年から食品・日用品・光熱費などの値上げラッシュが続いていますが、特売日やセール時期をうまく活用して、旬の食材をおいしくいただきましょう。
 
今回は、春が旬の食材を使ったおすすめレシピをご紹介します。
 
「食費をおさえつつ食にはこだわりたい」
「季節の変わり目こそ、体調に気をつけたい」
 
このような方は、ぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

春が旬の食材を使ったおすすめレシピ

3月・4月・5月に旬を迎える春野菜を使った、簡単でおいしいおすすめレシピを3品ご紹介します。
 
次のような春野菜にある苦み成分には、老廃物を体外に排出する解毒作用や新陳代謝を促進する働きがあります。

春キャベツ・新たまねぎ・新じゃがいも・筍・菜の花・クレソン・かぶ・アスパラガス・そら豆・スナップエンドウ・さやえんどうなど

また、農林水産省の調査によると、旬の野菜は安くなっているそうです。野菜の種類によって異なりますが、キャベツやねぎは今が買い時です。春野菜レシピで体の中から元気になって、ひっ迫するお財布事情も解消しましょう。
 

新じゃがと鶏の揚げ煮

春に収穫されたばかりの新じゃがいもは、水分量が多いためホクホクしてやわらかく、6月頃まで楽しめます。
 
新じゃがを揚げることでうま味がぎゅっと閉じ込められます。また、揚げ煮にすることで味がよく染み込むため、ごはんがすすむ一品となるでしょう。
 
【図表1】

材料(2人前) 作り方
新じゃが(小粒なもの):200g
鶏手羽中:150g
塩・こしょう・片栗粉:適量
揚げ油:適量
 
【調味料A】
だし汁:150ml
砂糖:大さじ2
薄口しょうゆ:大さじ1
酒:大さじ1
みりん:小さじ2
鷹の爪:1本
にんにく:1片
【下準備】
1.新じゃがは弱火〜中火で竹串がすっと通るまで鍋でゆでて、皮をむく。
 
2.手羽中は塩・こしょうを少々ふり、片栗粉をまぶす。
 
3.にんにくは芯をとって、包丁で軽くつぶす。
 
4.鷹の爪はそのまま。辛いほうが好きな方は半切りまたは小さく切る。
 
【調理】
1.揚げ油を170℃(菜箸を油に入れると全体から細かい泡が上がる温度)に熱して、新じゃがと手羽中を香ばしくなるまで揚げる。
 
2.別の鍋に調味料Aを入れて揚げた新じゃがと手羽中を加えて、弱火〜中火で汁がなくなるまで煮詰める。

※筆者作成
 

筍ごはん

具材と調味料を入れて炊くだけなので簡単です。
 
鶏肉と油揚げからコクが出るため、薄味でもおいしくいただけます。また筍の香り・繊細な味わい・歯ごたえを楽しめるでしょう。
 
【図表2】

材料(2人前) 作り方
白米:2合
ゆで筍:100g
油揚げ:1枚
鶏もも肉:30g
木の芽:適量
 
【調味料A】
だし汁:350g(顆粒和風だしなら小さじ2)
薄口しょうゆ:大さじ1・1/2
酒:大さじ1
塩:ひとつまみ(顆粒和風だしを使うなら不要)
【下準備】
1.ゆで筍はいちょう切りにする。
 
2.油揚げはざるに入れて熱湯をかけ、油抜きをしてから3cmの細切りにする。
 
3.鶏もも肉は小さめに切る。
 
4.米を洗う。
 
【調理】
1.炊飯器に米・ゆで筍・油揚げ・鶏もも肉・調味料Aを入れ、2合のラインになるようにだし汁を調整して炊く。
 
2.炊き上がったら全体を混ぜ合わせて、茶碗に盛り付ける。
 
3.木の芽があれば1枚上に飾る。

※筆者作成
 

菜の花のからし胡麻和え

市販のすりごまでもいいのですが、ごまを煎ってすり鉢ですると香りと風味が違います。
 
スナップエンドウ・いんげんなど、ほかの春野菜をゆでて胡麻和えにしても、春野菜を楽しめますよ。
 
【図表3】

材料(2人前) 作り方
菜の花:1束
塩:少量(塩ゆで用)
白ごま:大さじ1
 
【調味料A】
薄口しょうゆ:大さじ1・1/2
からし:小さじ1
砂糖:小さじ1
1.菜の花は塩ゆでしたら冷水で手早く冷やし、やさしく水気を絞って、食べやすい大きさに切る。
 
2.白ごまを乾煎りして、香りがたったらすり鉢でする(市販のすりごまでもよい)。
 
3.ボウルに調味料Aと白ごまを入れて、菜の花を加えて和える。からしはお好みで量を調整。

※筆者作成
 

春が旬の食材でおいしく健康に節約しよう

今が旬の春野菜から自然の恵みを体に摂り入れながら、上手に節約しましょう。
 
農林水産省では、その年の野菜の生育環境などから価格の見通しを立てて、どの野菜がお買い得なのかを毎月発表しています。3月はキャベツとねぎの生育がよく平年よりも安く推移する見込みです。また、平年並みで推移する見込みの野菜は10種類以上あります。
 
春の芽吹きの季節に、おいしい菜の花や筍などを、毎日の食事に採り入れてみてはいかがでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集