更新日: 2023.03.27 その他暮らし

費用の高さも日本一!?富士登山に必要な費用を徹底解説

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

費用の高さも日本一!?富士登山に必要な費用を徹底解説
「富士登山にチャレンジしたいけれど、どのくらい費用がかかるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。富士登山は装備や飲食代だけでなく、山小屋での休憩やトイレの利用にもお金がかかります。
 
本記事では富士登山にかかるさまざまな費用について詳しく解説します。初めて富士登山に挑戦する方や登山初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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何にいくらお金がかかる?富士登山に必要な費用とは

富士登山にかかる費用を大きく以下の3つに分類して解説します。
 

・登山の準備に必要な費用
・登山中に必要な費用
・その他の費用

 
富士登山の準備段階から実際の登山中までかかる費用を具体的に見ていきましょう。
 

登山の準備に必要な費用

富士登山にチャレンジする前には、登山用のウェアやリュックサック、シューズなどの登山用品を準備する必要があります。富士登山で必須とされている装備の相場は図表1の通りです。
 
図表1

登山用品 費用相場
防寒着 4000~2万円
雨具(セパレートタイプ) 7000~3万円
登山靴・トレッキングシューズ 1万~4万円
ヘッドランプ 1500~1万円
防災用ヘルメット 3000~1万円
防塵マスク 800~1000円
防塵ゴーグル 7000~1万円

※筆者作成
 
登山用品は、富士登山において最も費用がかかる項目ですが、登山用品にかかる費用は、安全かつ快適に登山をするには必要な出費でもあります。
 
自宅にあるもので代用するのではなく、登山専用のアイテムを用意しましょう。
 

登山中に必要な費用

登山中は山小屋で食べ物や飲み物を購入できますが、いわゆる「富士山プライス」の値段であり通常よりも高額です。
 
標高にもよりますが、500ミリリットルのペットボトル1本あたり200~500円、カップ麺500〜700円、お菓子300円ほどです。
 
さらに、富士山の各登山道に設置されているトイレを利用するためには、管理協力金として200円を支払う必要があります。また、山小屋に宿泊する場合はもちろん、山小屋内で休憩や仮眠する場合も料金がかかるため注意しましょう。
 

その他の費用

そのほか富士登山に必要な費用として、登山口までの交通費(電車台や高速代)があります。自家用車の場合は、山麓の駐車場代やシャトルバス代なども別途必要です。
 
また、富士登山では富士山保全協力金として任意で1000円の入山料を支払います。登山前や登山中以外にも必要な費用があるため、あらかじめ把握しておきましょう。
 

登山ツアーを利用するとさらにお金がかかる

旅行会社などの登山ツアーに参加して富士登山に挑戦する場合は、追加でツアーの参加費が必要です。集合場所から登山口までの交通費や山小屋での宿泊・食事代などは代金に含まれていることが多いものの、それ以外の費用は自己負担です。
 
ツアーで富士登山をする場合、登山中の飲み物・軽食代やトイレ利用料、集合場所までの交通費などは別で用意しておきましょう。
 

富士登山では硬貨を持参しよう

富士登山では、トイレ利用時のチップや山小屋の売店での買い物など、現金が必要な場面が多くあります。電子マネーやクレジットカードはほとんど使用できないため、現金かつ100円硬貨を用意しておきましょう。
 

富士登山の費用を抑える方法

登山用装備の購入費から現地での買い物、交通費など富士登山にはさまざまな費用がかかります。
 
「富士登山に挑戦したいけれどもう少し安く抑えたい……」と悩む方向けに、富士登山の費用を抑える方法を紹介します。
 

登山道具を安く手に入れる

登山において最も費用がかかるのは登山用品です。富士登山の費用を安く抑えたいなら、リサイクルショップやオークション、フリマアプリなどを活用して登山用品をそろえましょう。
 
登山道具一式をレンタルでそろえる手段もあるので、ぜひ検討してください。
 

食べ物や飲み物はなるべく持参する

食べ物や飲み物はなるべく持参するようにしましょう。前述の通り、山小屋で購入できる飲食物は料金が割高なため、登山前に購入して持参することで費用を節約できます。
 
ただし、荷物が重くなると体力の消耗につながるため、無理のない範囲で持参するようにしましょう。
 

必要な費用を把握して万全な状態で富士登山に挑もう

富士登山には登山用品や飲食代のほかにも、トイレの利用料や山小屋での休憩や宿泊代、交通費などさまざまな費用がかかります。
 
特に、登山用品は高額なものが多いため、富士登山の費用を安く抑えたいのであれば中古品の購入やレンタルの活用も検討しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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