タワマンに住むならどの駅がおすすめ? 家賃や利便性から比較
配信日: 2023.03.28
この記事では、東京近郊でおすすめのタワマンの駅を、家賃や利便性を比較しながら紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
利便性重視なら港区エリア
港区は東京23区でもっとも平均年収が高いエリアで、「お金持ちの街」としても知られています。六本木、品川、表参道などの駅があり、利便性に優れています。大型商業施設や大手企業の本社も多く、都会的な暮らしを楽しみたい方にぴったりの街です。
ただし、家賃は高い傾向で毎月100万円を超える賃貸物件も少なくありません。家賃は多少高くても、利便性を重視したい場合は港区エリアのタワマンが向いています。
六本木、品川、表参道周辺は商業施設やオフィスビルが多いため、居住用のタワマンをさがすのであれば、六本木一丁目、田町、青山一丁目などの駅がおすすめです。
六本木一丁目駅には東京メトロ南北線、田町駅にはJR山手線・JR京浜東北線、青山一丁目駅には東京メトロ銀座線・東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄大江戸線が通っており、都内の移動だけでなく近隣の県へのアクセスにも便利です。
家賃重視なら川崎市エリア
家賃を重視したい方は、23区外の物件を探す方法もあります。タワマンが多いエリアとしては川崎市の武蔵小杉、川崎、新川崎が挙げられます。川崎市は神奈川県の北東部にある街で、東京のベッドタウンとしても人気です。
都心部へのアクセスに便利な立地ながら、隣接する世田谷区・大田区と比べるとリーズナブルな物件が多い傾向です。
川崎市エリアは、ファミリー向けのタワマンも多く、子育てしやすい環境が整っています。ただし、通勤時間帯の電車は混雑しやすく、駅に入るまでに時間がかかるケースもあります。
利便性と家賃のバランス重視なら中央区エリア
中央区は東京23区のなかでも、タワマンの建設が多いエリアです。中央区の主要な駅としては、銀座、日本橋、月島などがあります。銀座は商業施設、日本橋はオフィスビルなどが多く、タワマンの数は限られます。
月島駅周辺は下町の雰囲気が残るアットホームなエリアで、タワマンの建設ラッシュが続いていて、今後もさらなる増加が予想されています。
とくに、都営地下鉄大江戸線が通る月島駅、勝どき駅、築地市場駅は、新宿方面へのアクセスにも便利です。駅直結のタワマンもあり、天気に左右されず快適に移動することができます。
利便性の高い立地でありながら、家賃の幅も広いので、バランスを考えながらタワマンを選びたい方におすすめのエリアです。
タワマンは利便性と家賃のバランスを考えて選ぼう
タワマンを選ぶときは、立地、家賃、設備などを総合的に比較して選ぶことが大切です。都心部に近いほど利便性はあがりますが、家賃は高くなる傾向です。
また、同一エリア内でも築年数や駅からの距離によって家賃は異なります。東京近郊でタワマンを探すときは、23区にこだわらないことで、選択肢は大きく広がります。利便性と家賃のバランスを考えながら、最適なマンションを見つけてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部