更新日: 2023.04.03 その他暮らし

コンビニ・持ち帰りの昼食と弁当のランチ代を1ヶ月で比べると?

コンビニ・持ち帰りの昼食と弁当のランチ代を1ヶ月で比べると?
物価高騰が止まらない昨今、食費を少しでも節約したい方は多いのではないでしょうか。外で働いていると、どうしてもかかるのがランチ代です。「外食はぜいたくだから」とコンビニやテイクアウト店で昼食を購入しても、それなりにコストがかかってしまいます。
 
そこで今回は、コンビニ・持ち帰りの昼食と手作り弁当のコストを比較し、1ヶ月でどれくらいの差が出るのかを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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コンビニ・持ち帰りを利用する場合のランチ代

コンビニ弁当の価格帯は400~600円程度で、シンプルなのり弁当であれば500円前後で購入できます。ペットボトルのお茶やカップ味噌汁をプラスした場合はプラス150円として、1食あたり650円程度のコストがかかることになります。
 
牛丼チェーン店でテイクアウトした場合、牛丼単品の価格は400~600円程度です。シンプルな牛丼に味噌汁とお新香をプラスした場合、約630円のコストがかかります。
 
コンビニ・持ち帰りを利用する場合のコストが1食あたり平均650円かかるとして、月に20日出勤した場合の月額ランチ代は約1万3000円です。
 

手作り弁当を持参する場合のランチ代

続いては、自分で弁当を作って職場に持っていく場合のコストを紹介します。マルハニチロ株式会社が2018年に行ったアンケート調査によると、手作り弁当を作っている人の平均コストは約257円です。
 
手作り弁当を持参する方は、水やお茶なども水筒に入れて持参する方が多いと予想できます。飲み物代は257円に含まれているものとして、月に20日出勤した場合の月額ランチ代は約5140円です。
 
コンビニ・持ち帰りを利用する場合の月額コストが約1万3000円なため、差額は7860円となります。毎月7860円を節約できるのは家計にとって大きいでしょう。年間で計算すると、7860円×12ヶ月で9万4320円の節約が可能です。
 

手作り弁当のメリット・デメリット

手作り弁当を持参すると、コンビニ・持ち帰りを利用するよりも月に約7860円の節約になることが分かりました。手作り弁当の最大のメリットは、コストがかからず節約になる点です。手作り弁当の平均コストは約257円ですが、100円~200円未満で弁当を作っている方も24.4%もいました。外食やコンビニ弁当と比較すると圧倒的な安さです。
 
手作り弁当のデメリットといえば、弁当を作る手間がかかる点でしょう。マルハニチロ株式会社が行ったアンケート結果によると、弁当作りにかかる平均時間は21.1分です。30分以上かかると回答した方も34.7%います。また、弁当を作るために、約半数の方が6時台に起床していることも明らかになりました。
 
手作り弁当を持参すると大きな節約効果がある一方で、弁当を作る時間が必要なため、朝起きられない方や時間に余裕がない方にとっては厳しいと言わざるを得ません。節約を取るか、それとも時間を取るかを慎重に考える必要がありそうです。
 

手作り弁当のほうがコスパがよい

毎日のランチにコンビニや持ち帰りを利用していると、1ヶ月で約1万3000円のコストがかかります。その一方、手作り弁当を持参した場合のコストは約5140円です。手作り弁当の節約効果は大きいものの、弁当を作るために早起きをしなくてはいけないなどのデメリットがあります。コスパのよさだけではなく、自分の生活スタイルに合わせてストレスの少ないほうを選びましょう。
 

出典

マルハニチロ株式会社 お弁当に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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