更新日: 2023.04.20 その他暮らし
「夢の離島ライフ」が現実に!?移住支援のある離島3選
今回は、移住支援が利用できる離島をご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
離島で使える移住支援とは?
移住支援制度とは、各県の自治体が実施している支援制度です。移住してくる方が特定の条件に当てはまる場合には、各自治体から支援を受けることが可能です。金額は数十万円から、多ければ数百万円の支援がされることもあります。
支援のなかには、実際に移住をして、その地域で暮らしてみるという体験をさせてくれるものもあります。こうした支援を利用すると、移住前には分からなかった離島の暮らしを体験できるため、実際に暮らしたときのイメージがしやすくなるのが魅力的です。
支援されるのはお金だけではなく、地元での仕事や住宅探しをサポートしてくれる場合もあります。補助の内容を確認し、自分が移住しやすい離島を探しましょう。
移住支援のある離島3選
ここでは、移住支援制度のある魅力的な離島3選をご紹介します。いずれの島も大自然に囲まれ、見ごたえのある景色や絶品料理が魅力的です。それぞれの離島には、そこにしかない魅力がありますので、支援制度と一緒に確認しながら比較してみましょう。
北海道、利尻島
日本百名山に数えられる名峰である利尻山が存在する利尻島は、自然が豊かなだけではなく、観光業も盛んで人気のエリアです。海産物も豊富で、景色が良いだけではなく、おいしいものもたくさん食べられるところも大変魅力的です。
利尻島では、利尻富士町移住ポータルサイトを運営し、移住した方向けの情報や体験談を紹介しています。支援も豊富で、就業や起業支援だけではなく、子育てに関する支援も非常に充実しています。子育ての環境を整えるために離島への移住を考えている人には、うれしい支援制度です。
鹿児島県、種子島
離島とはいえ、鉄砲伝来の地であり、さらに宇宙センターがある島として、大自然以外にも注目を集めているのが、鹿児島県の種子島です。さらに、種子島にはサーフポイントも多く、マリンスポーツを楽しむ人たちからも人気を集めています。サーフィンを日常的に楽しみたいと考えているのなら、種子島がおすすめです。
種子島には三つの自治体が存在し、それぞれに違った移住支援制度が存在します。移住者定住支援補助金制度や、移住体験サポート事業などがあるので、自分にとって充実していると思える制度を利用しましょう。
長崎県なら対馬
長崎県にある離島のなかでも、最大の面積をもつのが対馬です。広大な自然や、美しい景色も魅力的ですが、島民も穏やかで優しいという評判があります。自然のなかで、マイペースにのんびりと過ごしたいと考えているのなら、対馬はおすすめの離島といえるでしょう。
対馬市では、住まいに関する補助制度が充実しており、空き家バンクや定住支援住宅、不動産の問い合わせにも対応しています。住まいを見つけて、そのまま住むとなれば、ふるさと就職奨励補助金や引っ越し経費支援といった支援金も出ます。結婚にあたって対馬への移住を考えている場合も、結婚移住奨励補助金がありますので、おすすめです。
理想的な離島を見つけて、充実した離島ライフを!
離島で暮らすことは、大自然が身近に存在することであり、季節ごとに変わっていく美しい景色のほか、その地域でしか観察できない動物たちの生態などを見ることができます。さらに、天体に興味がある方にも、星が観測しやすいということで人気を集めています。
交通手段が少ないといったデメリットはあるものの、多少のデメリットであれば気にならないほど、充実した生活が送れます。
離島に移住するにあたって、心配になるのが経済的な問題です。各自治体が用意している移住支援制度を利用し、少しでも経済的な負担を軽減させましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー