更新日: 2023.04.25 その他暮らし

クリーニング代を節約したい! 「出すべき服」と「出さなくても良い服」の見分け方って?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

クリーニング代を節約したい! 「出すべき服」と「出さなくても良い服」の見分け方って?
クリーニング代を節約したいため、可能な限り家庭で洗濯を済ませたいと思っている人もいるでしょう。しかし、服の中には家庭で洗濯してはいけないとされている、クリーニングに出すべきものがあるのです。
 
そこで今回は、クリーニングに出すべき服と出さなくても良い服の見分け方を解説していきます。また、クリーニングに出すタイミングや注意点も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
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クリーニングに出すべき?出さなくても良い?見分け方を解説!

クリーニングに出すべきか、出さなくても良いのかを見分けるには、「洗濯表示」「素材」「ブランド物かどうか」で区別するのがわかりやすいでしょう。では、それぞれの見分け方を詳しく解説していきます。
 

洗濯表示による見分け方

クリーニングに出すべき洗濯表示には、以下の3つがあります。
 

1.水桶に「☓」マークの表示:この表示は、家庭での洗濯を禁止しています。
 
2.円の中に「F」マークの表示:この表示は、石油系溶剤でクリーニングできることを示しています。一般家庭には馴染みのない洗剤ですので、クリーニングに出すべきでしょう。
 
3.円の中に「P」マークの表示:この表示は、テトラクロロエチレンでクリーニングできることを示しています。これも一般家庭には馴染みのない洗剤ですので、クリーニングに出すのが推奨です。

 
一方、クリーニングに出さなくても良い表示は、以下の3つです。
 

1.円の中の「F」マークと水桶に手を入れているマークの併記
2.円の中の「P」マークと水桶に手を入れているマークの併記
3.水桶に手を入れているマークの表示

 
以上の3つは、家庭でも手洗いなら可能なことを示しています。また、洗濯機でもデリケートな衣類専用のコースがあれば、洗濯可能です。
 

素材による見分け方

クリーニングに出すべき素材には、型崩れを起こしやすい・風合いを損ねやすい・汚れが繊維の奥に染み込みやすいなどがあてはまります。
 
具体的には、「革・毛皮・レース・カシミア・アンゴラ・レーヨン・シルク・ポリウレタン」などです。クリーニングに出すと、これらの素材に合った洗剤と方法で洗濯してくれるので、安心して預けることができます。
 
一方、クリーニングに出さずに家庭でも簡単に洗える素材は、「綿・ポリエステル・ナイロン・アクリル」などです。
 
また、ウレタンのような合皮素材の衣類も、クリーニングに出すべきではありません。合皮素材は、水分や熱の影響を受けやすいことが理由です。合皮素材の衣類は、やさしく手洗いしたあとに、陰干しをするのが良いでしょう。
 

ブランド物かどうかでの見分け方

ブランド物は、値段に関係なくクリーニングに出すべきとされています。なぜなら、ブランド品は繊細な素材を使っていることが多く、家庭では取り扱いが難しいためです。
 

クリーニングに出すタイミングや注意点を紹介!

クリーニングに出すタイミングは、「汚れがついたとき」と「シーズンが終わるとき」が良いとされています。汚れは、時間が経つほど落ちにくくなるためです。また、シーズンが終わるときも、季節物を出すタイミングとして最適です。以下に、代表的な衣類を紹介します。
 

1.コートやダウンなど:1年に1回(シーズンの終わり)
2.ジャケット:通常は3ヶ月に1回ほど・営業などで外回りが多い人は2~3週間に1回
3.ワイシャツ:仕事に使うなら1週間に1回(清潔感が大切なため)
4.スーツ類:通常は同じものを5回ほど着用したあと・夏場は2週間に1回(汗をかきやすいため)

 
スーツは必ず上下セットで出すように注意しましょう。別々に出すと色合いが違ってしまうことがあるのが理由です。また、返却されたときについているビニール袋は、必ず外してから衣類を保管するように注意しましょう。これは、ビニール袋の静電気がホコリを吸着し、黄ばみの原因になることがあるためです。
 

出すべき服や出すタイミングを見極めてクリーニング代を節約しよう!

クリーニング代を節約するには、クリーニングに出すべき衣類と出さなくても良い衣類を見分けることが必要です。そのため、今回は「洗濯表示」「素材」「ブランド物かどうか」で見分ける方法を解説しました。そして、対応する素材も、具体的に紹介しています。
 
また、服には、クリーニングに出すのにふさわしいタイミングがありました。出すのに最適なタイミングを知ることも、無駄をはぶいてクリーニング代の節約になります。クリーニングに出すべき服や出すタイミングを見極めて、節約につなげていきましょう。
 

出典

リコーベ宅配クリーニング クリーニングに出すべき衣類と自宅で洗濯できる衣類の見分け方
宅配クリーニングのABC 【超まとめ】クリーニングに出すべき衣類と出さなくていい衣類
Panasonic これだけは覚えておきたい!洗濯表示の意味と洗濯のコツ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

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