更新日: 2023.04.25 その他暮らし
エアコンの掃除、業者に頼まず自分でやったらどれくらいの節約になる?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
エアコンクリーニングを業者に依頼した場合の料金相場
始めに、エアコンの掃除を業者に依頼した場合の料金相場を紹介します。ハウスクリーニング大手「おそうじ本舗」のエアコンクリーニング料金は、壁掛けタイプのエアコンが1万2100円(税込)~、お掃除機能付きエアコンが2万900円(税込)~です。
また、イオングループが運営する「カジタク」のエアコンクリーニング料金は、壁掛けタイプのエアコンが1万3200円(税込)~、お掃除機能付きエアコンが2万1780円(税込)~となっています。
業者によって多少の違いはあるものの、壁掛けタイプのエアコンは1万3000円前後、お掃除機能付きタイプのエアコンは2万1000円前後が大手業者の相場と考えてよさそうです。
エアコン掃除を自分で行う場合の費用
業者がエアコン掃除をする際は、エアコンを分解して内部までしっかりと掃除をします。エアコンの分解は知識がないと難しく、もしできたとしても故障のリスクが伴います。故障のリスクを避けるために、原則としてエアコンの掃除は業者に任せたほうが良いでしょう。
もし自分でエアコン内部の掃除をする場合は、市販のエアコン専用洗浄クリーナーを用いる方法が一般的です。エアコン専用洗浄クリーナーは、安いものだと1本500円~1000円程度で購入できます。また、フィルター掃除には掃除機と中性洗剤、吹き出し口の掃除には割り箸やタオルなどが必要です。
エアコン専用洗浄クリーナー以外は自宅にある場合が多いため、数百円~2000円程度でエアコン掃除に必要なアイテムは揃うでしょう。
そもそもエアコンの掃除は必要?
そもそもエアコンの掃除は必要なのでしょうか。エアコンの掃除自体をしなければ1円もかからず、一番の節約になるはずです。結論からいうと、エアコンに定期的な掃除は必要です。大阪市立環境科学研究所が行った実験によると、夏の冷房使用後のエアコン1台あたりのカビの総数平均は約13万、最高は1億8000万でした。
また、エアコンから多くのカビが放出されることも確認されました。掃除をしていないエアコンから吹き出す風にはホコリやカビが含まれている可能性があり、夏型過敏性肺炎などの原因になるケースもあるのです。
また、汚れが溜っていることでエアコン効率が落ち、電気代が余計にかかる可能性もあります。自身や家族の健康のためにも、節約のためにも定期的なエアコン掃除をおすすめします。
エアコンの掃除は業者に依頼したほうが安心
エアコンの掃除を業者に依頼した場合、壁掛けタイプのエアコンで1万3000円前後の費用がかかります。自分でエアコンの掃除を行う場合、必要なアイテムは数百円~2000円程度で揃うため大きな節約になります。
しかし、専門知識がないとエアコン内部の掃除はできず、完璧な掃除とはいえません。また、故障のリスクもあるため、エアコン内部の掃除は業者に依頼したほうが安心です。
出典
お掃除のことならおそうじ本舗 エアコンクリーニング
イオンのカジタク エアコンクリーニング
カジタク(イオングループ) エアコン・クーラー掃除を自分で簡単にやる方法。必要な道具・洗剤も紹介
アース製薬 自分でできる!エアコン掃除
J-STAGE カビ汚染とエアコン
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー