更新日: 2023.05.04 その他暮らし

「初心者にもおすすめ」ソロキャンパーがすすめる、キャリーバッグでの日帰りキャンプ

「初心者にもおすすめ」ソロキャンパーがすすめる、キャリーバッグでの日帰りキャンプ
近年、動画やテレビなどの番組をきっかけに、キャンプに興味をもつ人が増えている。都会のビル群やコンクリートジャングルを忘れ、自然のなかで料理を食べて、自分で挽いたコーヒーを飲む、といったことができるキャンプに憧れを抱く人もいるだろう。しかし、キャンプに憧れをもつ人のなかには、なかなか実践するまでに踏み込めないという人も結構多い。
 
長年キャンプを趣味にしているIさんは、こうした初心者に対して「キャリーバッグを活用したデイキャンプ(日帰りキャンプ)がおすすめだ」と語る。
 
本記事では、なぜキャンプ初心者にはキャリーバッグを活用したデイキャンプがおすすめなのか、初心者がよく陥りがちな失敗とともに見ていこう。
FINANCIAL FIELD編集部

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まずはキャンプ道具が全て入ったキャリーバッグセットを買おう

キャリーバッグセットとは、ソロキャンプに必要な道具が全て入ったセット商品だ。道具は全てキャリーバッグに入っているため、購入後そのままキャンプへ出掛けられる。安価な商品では2万円程度から販売されているが、しっかりと道具にこだわった商品だと10万円近くする商品もある。
 
こうした初心者向けのスターターセット自体は珍しくないだろう。キャンプ経験者のIさんはキャリーバッグセットをおすすめする理由を次のように語った。
 
「キャンプ初心者の頃って絶対何か忘れるんですよ。コンロとかお皿とか食材とか……。ある程度の経験があるキャンパーなら、忘れ物をしたときでも『この道具で代用しよう』『今回は別の方法で楽しもう』などの調整ができるんですけど、初心者には難しいですよね。趣味を続けるためには何事も最初が肝心ですから、こうしたキャンプセットがあれば、安心して楽しめますよ」
 
人によっては「キャンプで料理をしたい」「自分でコーヒー豆を挽いてみたい」など、キャンプで楽しみたいことが明確に決まっている人もいるだろう。
 
しかし、何も知識や経験がない状態で道具を買いそろえても、次々と足りないものが発覚し、後悔するかもしれない。そのため、デイキャンプを何度か楽しんで、自分がどういった道具にこだわりたいのか、アップグレードしたい道具は何なのかを、随時考えていくのがおすすめだ。
 

キャンプ初心者は駅近キャンプ場を利用しよう

また、Iさんはキャンプ初心者が押さえておくべきポイントとして「最初から山奥へは行かないほうがいい」と言及した。
 
「動画やテレビを見ると、自然しかないような場所でキャンプを楽しんでいる人がたくさんいます。でも初心者が一人で同じことをしようとするのはやめたほうがいいかもしれません。ああいう自然しかない場所でのキャンプでは、楽しむために必要な道具や知識が多くなるんですよね。だから初心者の方はまず、駅近キャンプ場などを利用するのがおすすめです」
 
近年のキャンプブームも相まって、多くの場所で駅近くのキャンプ場が見受けられる。そうしたキャンプ場は付近に駅やバスといった公共交通機関も充実しており、車がなくとも利用できるのもポイントだ。また、全ての道具がキャリーケース内に収まっているのであれば、これらの公共交通機関を利用しても、邪魔になることはないだろう。
 
「ああいう駅近くのキャンプ場って道具のレンタルサービスが提供されていたり、トイレがあったり、環境が整備されているんですよ。ある程度キャンプ経験があると、だんだん物足りなくなってきますけど、初心者がいろいろと試行錯誤するにはもってこいです」
 
駅近キャンプ場では、利用者が快適にキャンプを楽しめるように、必要な道具をレンタルとして提供している場合も珍しくない。もちろん、レンタル時にはお金がかかることもあるが、自分に必要な道具を把握しきれていない初心者にはおすすめのサービスだ。
 
また、キャンプ場自体も無料で利用できる場所もあり、初心者が気軽に楽しめるのもよいポイントだろう。
 

まずは気軽なところから始めて、徐々に本格的にしていこう

普段から都心で生活する人のなかには、静かな大自然でくつろげるキャンプに憧れをもつ人も結構多い。しかし、キャンプには必要な道具や知識も多く、最初のハードルが高いのも事実だ。
 
そうした人はIさんが紹介しているような、各種アドバイスを参考にしよう。最初から完璧なキャンプを目指すのではなく、まずは気軽なところから始めていくのがおすすめだ。
 
ソロキャンプの回数を重ねることで、テントの張り方や火のおこし方といった基本的な部分を把握し、自分のこだわりも明確になれば、より本格的な道具を買いそろえて自然豊かな場所へキャンプをしに行くとよいだろう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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