更新日: 2023.05.08 その他暮らし
いつ越すの?今でしょ!家賃や引っ越しが安くなりやすい時期を徹底解説
家賃や引っ越し代金が安くなりやすいとされる狙い目の時期や、安くなりやすい理由について、詳しく解説していきます。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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家賃が安くなるのはなぜ?
賃貸物件の家賃は、いつ借りても同じ価格だと思っている人は多いかもしれません。実は、家賃はオーナーが決めるものです。
家賃は、立地や築年数、構造、部屋の広さや設備などを基準にして決められています。ある程度は家賃の相場はありますが、オーナーの裁量で、同じ建物内の同様の部屋でも、安く借りられるケースがあります。
家賃が安くなる理由
オーナーにとって、賃貸に出している物件が空室状態であることは、収入がまったく入ってこないことになるため、避けたいものなのです。
一般的に賃貸物件は、学校や会社の節目をきっかけに、入居者が入れ替わることが多いようです。その時期に入居者が見つからないままで空室が続きますと、賃貸物件を探す人もだんだん減っていくため、次の節目の時期まで空室の状態が続く可能性が高くなります。そのため、空室を埋めようと、家賃を下げることで入居希望者にアピールするオーナーもいるのです。
家賃が下がらない時期は?
一年のうちで、もっとも賃貸物件を探す人が多くなるのは、1月から3月です。入学や入社、転勤が決まって、新しい生活を見据えて物件を探す人が増えます。過去に4月入居で賃貸契約をした人も、契約更新を同じ時期に迎えるため、転居を検討する人が同様に増えます。
次に多くなる時期は、9月、10月です。秋の人事異動が行われる企業や、秋入学の学校もあるため、賃貸物件を探す人が多くなり、家賃はあまり下がりません。
家賃が下がりやすい時期は?
家賃が下がりやすいのは、賃貸物件を探す人が少なくなり、物件の入れ替わりが落ち着いたタイミングだといえます。つまり、もっとも狙い目といえる時期は、5月から8月ごろです。次に、秋の異動が落ち着いた、11月から12月初旬ごろも安くなりやすいタイミングになります。
家賃を安くするためには、入居を検討する際に、オーナーに値下げの交渉をするという方法があります。一般的には、仲介者である不動産会社が間に入って、オーナーに交渉を行います。値下げはオーナーの裁量で決まりますので、極端な値下げを要求するような無理は避けましょう。
家賃以外の交渉も検討しよう
家賃ではなく、敷金や礼金の値下げをお願いする、管理費や駐車場代を値下げしてもらうといった方法もあります。引っ越しにかかる初期費用や、固定費の節約につながります。
引っ越し費用も時期によって変わる
引っ越しのための費用も、賃貸物件の家賃と同様に、時期によって変動します。引っ越し業界において、比較的ニーズが少ない閑散期とされているのは、6月と7月前半、11月と1月だといわれています。閑散期に引っ越しをすれば、見積もりの際に、業者に値下げ交渉をしやすくなります。
引っ越しは、賃貸物件の契約が切れる月の終わり、そして週末、祝日に集中する傾向があります。同じ月でも、上旬や中旬、平日に引っ越しをすることで、費用を抑えられます。
さらに引っ越しには、六曜と呼ばれる、日本独自の暦の考え方を重視して行う人もいます。引っ越しは、吉日である大安に行いたい人も多いことから、大安を避けて引っ越し日を選ぶことで、費用が安くなることもあります。
安くなった賃貸物件を探して引っ越そう
新しい家を探して引っ越したい場合には、時期によって費用を抑えることができます。賃貸物件は、春と秋の繁忙期を避けることで、家賃が下がる可能性があります。物件の入れ替わりが落ち着いたタイミングで交渉をすると、家賃が下げられることもあります。
引っ越しも、忙しくない時期であれば、値下げ交渉がしやすくなります。費用を抑えたい場合には、引っ越しの時期も選びましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー